先日飲み会に誘われたが、
きっぱりと断った。
私も断る勇気というものを少しずつ学んだのかもしれない。
自分自信がなんとなく人の意見に流されてしまうというのは、
自分の中の空っぽの部分に人のエキスが流れ込むようなもので、
結局自分が空っぽなんだという事の表れなんだと思う。
こう思うからやめます。
私はこうしたいからこうします。
そのような意見を理路整然と言える人は、
素晴らしいと思う。
それが慣れてくるととげが経たないように言うスキルも生まれてくるのだろうが、
私はそれさえもしなかった。
いや、
自分の意見さえ持たない案山子のような人間だったのかもしれない。
どれだけおしゃれに着飾った、
三頭身の人間であっても、
中身が藁でできているなら意味がない。
生きている人間とは言えないのではないか。
脳みそがあるから人間で、
考えることができるから人間で、
その意見をはっきり持つようになることが大人になるという事なんだとすれば、
私はなんて幼い脳を持った大人なのだろう。
飲み会の場で、
おすすめでおつまみを頼む人がいる。
それもやめた方がよい。
失敗しても自分で選んで、
自分で考えて、
そして自分の頼んだものは自分で責任をもって食べないといけない。
そういうことは、
私だけではなく、
取り繕うことばかりがうまい日本人にも声を大にして言いたい。
夏場はあっさりとしたおつまみを頼むべきだと。