前回の記事で取り上げたリンク先の概要を記載します(その2)。


(2)中日新聞「尾張藩伝来の古武術、閉鎖危機に救世主現る」の概要

・2022年、春風館二代目館長である加藤伊三男氏の死去により、春風館が閉鎖され、多くの技が失われる危機に直面した。

・そこに“救世主”が現れ、春風館が存続することになり、流儀は守られた。


(3)「中日新聞への抗議文」の概要

・春風館二代目館長である加藤伊三男氏は、生前数多くの門弟に道場名を与えて暖簾分けをしている。

・春風館の閉鎖が直ちに流儀の消失に繋がるとはいえない。

・文末に「全ては脈々と紡いできた歴史と技を絶やさないためだ」とあるが、下村幸裕氏は2023年5月23日に「尾張貫流槍術」の商標登録申請をしており、同流他団体の活動を制限するような行動を行なっている。


(4)意見書の概要

・2023年1月15日、春風館館長代理である加藤宏氏の司式のもと「流儀継承式」を行い、下村幸裕氏が14世を継承した。

・他の者は「尾張貫流槍術」の真の継承者ではない。

・現在、下村幸裕氏が「尾張貫流槍術」の唯一かつ真の継承者である。

・「尾張貫流槍術」は2009年以降は加藤伊三男氏のみが継承者であった。

・「尾張貫流槍術」は継承者のみが、「尾張貫流槍術」の商標を使用して武道を教える権限がある。

・事業としての「尾張貫流槍術」の商標は少なくとも50年以上、団体ではなく承継者個人に受け継がれてきた固有名詞である。

・「尾張貫流槍術」は、真の継承者のみに認められるべき商標である。

・真の継承者以外の者が自由に使用できる事態となれば、後世に正しい伝統を継承することができず、様々な亜流を正しい伝統と誤認する事態を生じる。