… -14ページ目

i am so disappointed.

サンサン夏は~キラキ~ラバーモンド♪、とかいうご陽気なCMをかつて西城秀樹と河合奈保子がやっていたような気がするが、それを教室の後ろの席でやっていたな、という話はさておき、連日、新宿ミロードに泣きながら通っている哀歌(エレジー)イン・サマーというわけで、特に書くこともないのだが何も書かなければ悲しみに暮れるだけのような気もするので(ウソ)、今回は意味もなく1985年8月3日の全英シングル・チャートにランクインしていた曲の中から個人的な10曲を選んでカウントダウンしていきたい。ちなみにこの夏といえば映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が公開されたり、「ライヴ・エイド」が開催されたり、おニャン子クラブが大ブレイクしていたらしい。私は西友巣鴨店で買ってきた扇風機の風を受けながら、カラムーチョなどをつまんでいたような気がする。

 

10. Head Over Heels - Tears For Fears

 

ティアーズ・フォー・フィアーズといえば繊細なニュー・ウェイヴ・バンドという印象だったのだが、2作目のアルバム「シャウト」からサウンドが一気にメジャーになり、「ルール・ザ・ワールド」「シャウト」が続けて全米シングル・チャートで1位に輝いたりもした。特に「ルール・ザ・ワールド」などは、池袋PARCOのスピーカーから流れているのを聴いて、これぞ80年代のサウンドだなと思ったりもした。その同じアルバムからシングル・カットされ、これもヒットした「ヘッド・オーヴァー・ヒールズ」だが、イントロのフレーズにインパクトがあってかなり良く、00年代には映画「ドニー・ダーコ」でも効果的に使われていたような印象がある。

 

 

9. Johnny Come Home - Fine Young Cannibals

 

ファイン・ヤング・カニバルズは1989年にアメリカでも大ブレイクするのだが、デビュー・アルバムからシングル・カットされたこの曲はアメリカではそれほど売れていなく、イギリスではトップ10に入ったはずである。夢をいだいて都会に出てきた若者が現実に幻滅するのだが、そんな息子に親は帰ってきなさいという、ソウルフルなボーカルとジャジーなサックスがとても印象的な楽曲である。

 

 

8. Freeway Of Love - Aretha Franklin

 

ソウルの女王、アレサ・フランクリンといえば「リスペクト」「シンク」などといった60年代のヒット曲が代表作ではあるのだが、パワフルなボーカルはそのままに、コンテンポラリーなサウンドにのせたこの曲もまた素晴らしい。

 

 

7. There Must Be An Angel (Playing With My Heart) - Eurythmics

 

第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンの頃に「スウィート・ドリームズ」が大ヒットしたユーリズミックスのアニー・レノックスといえば、髪が短くてオレンジ色だったわけだが、この頃にはよりオーガニックな方向性に転じていて、この美しいラヴ・ソングは全英シングル・チャートで1位に輝いたばかりではなく、後に日本の美容系バラエティー番組などでも効果的に用いられていたような気もするのだが、具体例がすぐに出てこないのでその記憶も怪しいものである。この年の大晦日から翌年の元旦にかけて、渋谷のディスコにいたのだが、ナンパに失敗した瞬間にこの曲がかかっていたことはいまでもよく覚えている。

 

 

6. Come To Milton Keynes - The Style Council

 

ザ・スタイル・カウンシルの「アワ・フェイヴァリット・ショップ」を池袋PARCOにあったオンステージヤマノで買って、とにかく聴きまくっていたのだが、とにかく良い曲がたくさん入っている。その上で、この曲はシングル・カットされるにはチト(河内)地味なのではないかと感じなくもなかった。ニュータウン的な実在の街を皮肉ったような内容らしい。センスがかなり良い。まったくの余談だが、当時、私はオンステージヤマノなどを見るために山手線で巣鴨から池袋に行く途中で、中年男の痴漢にあった。東京は怖いところだなとその時に感じたが、現在のアンチ性犯罪的なアクションにどの程度、影響しているのかは定かではない。

 

 

5. Glory Days - Bruce Springsteen

 

個人的に1985年の春を境にそれ以前と以後では、実家に住んでいた頃か東京で一人暮らしをはじめてからだったかというところで、かなり印象が変わってくる。それで、ブルース・スプリングスティーンの「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」はまだ実家に住んでいた頃に買ったレコードなのだが、その後、ずっと売れ続けていて、シングル・カットもどんどんされていった。それで、アルバムの中でもストレートなロックンロール度合いがかなり高いように思えたこの曲はかなり好きであり、シングルは巣鴨のDISC510こと後藤楽器店で買った。とてもカッコいい。

 

 

4. FaronYoung - Prefab Sprout

 

プリファブ・スプラウトの「スティーヴ・マックイーン」はいまやかなり好きなアルバムなのだが、当時、リアルタイムで聴いていなかったことが深く悔やまれる。とはいえ、出会いにはしかるべきタイミングというのがあるのであり、それがベストだったのだろうという気はするのである。この曲はその1曲目に収録された、カントリー的な楽曲でいきなりカッコいい。このアルバムの収録曲中では特に好きな曲というわけでもないのだが、それでもこの順位に入ってしまうぐらいに素晴らしいのだ。

 

 

3. Inbetwen Days - The Cure

 

ザ・キュアーの楽曲の中でもポップでキャッチーだとは思うのだが、「ジャスト・ライク・ヘヴン」「フライデイ・アイム・イン・ラヴ」ほどあからさまではないという意味で、実はとてもちょうどいいのではないかという気がしている、とても良い曲。

 

 

2. Raspberry Beret - Prince & The Revolution

 

アルバム「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」からイギリスでの最初のシングルは「ペイズリー・パーク」だったので、アメリカなどではすでにヒットしていたこの曲が後になってからカットされた。ポップでキャッチーだがたまらなくユニークといういかにもプリンスらしい楽曲ではあるのだが、当時は大ブレイクを果たした「パープル・レイン」と比べると地味なのではないかとかいろいろいわれたりしていながらも、サイケデリックな当時の流行ともマッチしていたような気がする。

 

 

1. Into The Groove - Madonna

 

この曲は確かアメリカではシングルでリリースされていなかったのではないだろうか。イギリスではシングル・チャートの1位に輝いていた。また、ソニック・ユースが別名義でカバーしたことでも知られている。「ライヴ・エイド」でもこの曲をパフォーマンスしていた。この時点におけるマドンナの魅力がフルに発揮されているかのような、最高のダンスポップである。