(我が家のキウイ棚 実がひとつもない)
畑の草むしりのついでにキウイの様子を見てオッたまげた。
どこを探しても実がひとつもない。以前観察した時は花がいくつかついていたのだがそれもなくなっている。今年の収穫はゼロで確定したことになる(泣)。
これはいったいどうしたことだろうか。
初夏の気候がキウイの生育に不適だったのかもしれない。さっそくアメダス大泉の過去記録を調べてみた。
アメダス大泉平年値と2023年平均値の比較
平年値と2023年値に大きな差があるのは降水量である。今年は例年より雨が多く、そのせいで花が落ちてしまったのだろう。まさに落花狼藉である。
もうひとつ冴えないのがコキアである。4月15日に種まきをしてからこっち、枯れてはいないが全くといっていいほど成長していない。これは雨のせいというよりもそもそも八ヶ岳南麓の気候がコキアには合っていないのかもしれない。
(わずか5センチほど 雑草がどんどんいばりだしている)
散歩がてら常々参考にさせていただいているキウイを見にいった。
おそらくこちらも今年は不作のはず、と思ったら大間違い。昨年よりさらにどっさりと実がついているではないか。
(鈴なりのキウイ なんだか果実というより納豆のつぶつぶみたい)
う~む。
気候ではないとすると何が問題なのだろう。剪定は教わったとおりにやっているつもりだし、
春先には肥料も施したというのに。
不安にかられて近隣で唯一コキアを見かけたお宅まで足を伸ばした。
すると不安は的中、こちらもスクスク育っているではないか。
(樹高30センチほど いかにもコキアっぽい形になっている)
我が家の庭ではここ3年ほど堆肥を施すなどの土壌改良を一切やっていないし、雑草も伸び放題である。そんなツケが少しずつ出始めているのだろうか。
そういえば今は亡き老師が生前「庭がそれなりになるには10年かかるよ」とおっしゃっていたっけ。
心臓も当分持ちそうだし、来年は骨惜しみせずに庭の手入れをすることにした。