八ヶ岳南麓の地価はどうなってる?2023年地価公示価格発表される | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(公示価格観測点からさほど離れていない土地に鎮座する大岩石 

1574年(天正2年)井出村を西井出(大泉町)と東井出(高根町)に分断した大津波がこの地を襲った。この巨岩はその時に八ヶ岳方面から転がりおちてきたのだろう)

 

 国土交通省から2023年の地価公示価格が発表された。

 これは全国2万6000か所の地価を専門家が定点観測するもので、周辺の土地取引価格の目安になるだけでなく、固定資産税路線価(おおよそ公示地価の7割相当)、相続税路線価(同8割)のベースとなるものである。

 

 八ヶ岳南麓北杜市の観測点は清里、大泉、長坂(牛池の近郊)の3か所。

 このうち我が大泉の観測点は「西井出8240-7653」であるが、ご存知のとおり大泉の番地はカオスなのでこれだけではどの辺なのかさっぱり分からない。

 なんせ町の半分以上が「西井出8240」で、我が家(8240-1×××)からサンメドウズ清里(8240-1)、まきば公園(同左)まで全て8240なのである。

 

 幸い国土交通省のデータには地図もついているので所在地はだいたい分かる。

 「7653」は我が家からそれほど離れていない場所で、舗装公道に面していて上下水道が整備されている。

 地価は㎡あたり13300円(2023年1月現在)。昨年より1.5%上昇した。

 取りつき道路は永遠に舗装されることがなく、下水道も通らない我が家の土地はこれから2、3割安いと思えばよいだろう。つまり、坪あたり3.5万円前後という感じか。

 

 ついでに東京の土地も調べてみると、我が家から最も近いと思われる杉並区久我山4丁目の地価が㎡あたり599000円となっていた。

 こちらは毎年着実に上がっていて、ここ7年で25%も上昇している。終の棲家をもう少し前に探し始めていれば、と少し損こいた気分になった。

 

大泉、杉並の地価推移

(杉並の地価は大泉のおよそ40倍)

 

 大泉ではここのところ建設ラッシュと言ってよいほど住宅の新築現場が目につくのだが、地価は私が土地を購入した8年前からほとんど変化していない。

 彼の地には想像以上に空地がふんだんにある、ということなのだろう。

 

 

(ひまわり市場駐車スペースの巨岩 天正の大津波はここいら辺にも押し寄せ、ひまわり市場よりだいぶ下にある逸見神社の社殿もことごとく土石流に流されたという記録が残っている(北杜市HPより)。おそらくこの丸い岩もその際にゴロゴロ転がってきたのだろう)