(天を衝く赤キウイ「紅妃」の新芽)
我が家の庭には、古い順に
キウイ(紅妃2016年、黄色キウイ、ヘイワード2017年)、
ブルーベリー(ハイブッシュ系2016年から2019年頃に7本植えた)、
ビルベリー(2017年)、
スダチ(2017年)、
ブドウ(キャンベルスアーリー2020年)
と、5種類の果樹がある。
春の訪れとともにこれらの果樹たちが一斉に新芽を吹き始めた。
(テッポウムシに幹を食い荒らされたヘイワード それでもどっこい生きている)
例年立ち枯れが懸念されるのがスダチである。
この冬は比較的暖かかったこととふとん圧縮袋をかぶせるナンチャッテ防寒対策が功を奏したようで、例年より緑色が濃い。
植え付けから6年、根もだいぶはって来たのだろう。ことによると今年は待望の実ができるかもしれない。
柑橘系の果樹は温帯性である。
その中でも比較的寒さに強いスダチだが、年間平均気温14℃以上が生育条件とされているから、八ヶ岳南麓大泉の地(アメダス大泉の統計では過去20年間の年平均気温11.3℃ 我が家では11℃をだいぶ下回っているはず)ではそもそも生育は難しい。
(例年黄色っぽくなるトゲトゲや枝の色が緑みどりしている)
八ヶ岳南麓果樹の生育条件
(キウイ、スダチ、カキはギリギリという感じ 標高1000mを超えるとキウイもカキもあまり見かけなくなる)
ブドウ(キャンベルスアーリー)も新芽を吹き出した。昨年初めて1房だけ実ったが、今年はもう少しできるかもしれない。
(枯れないだけでも立派なもの)
空気の澄み切った秋の朝。
ヨーグルトにキウイ、ブルーベリー、ブドウをトッピング。
夜はマツタケ友がくれたマツタケに(←すっかりもらう気になっている)スダチをチュチュっとやって月見酒。
そんなことを今から夢想してしまう。
量はそれほど採れなくても構わない。庭の果樹が与えてくれる日々の生活の彩りは、八ヶ岳南麓ゆるふわ生活には欠かせないのである。
(ブログ友からいただいたメロゴールド こんなのが庭で出来たら楽しいだろうな)