畑の土起こしあっという間に完了「菜援くん」無双 | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(八ヶ岳がくっきり)

 

 3月25日快晴、絶好の土起こし日和だ。

 大雑把な予定として、

 ~8:30そらの散歩

  午前中「サンデーモーニング」のスポーツコーナーを見てからただちに老師宅の畑を耕す

 12:00~「ウチくる?」の最終回を見ながらメシ

 13:00~自宅庭の土起こし

 14:00~スタッドレスタイヤ→ノーマルタイヤへの履き替え(近所のガソリンスタンド)

 15:00~そらの散歩

 16:00~大相撲春場所千秋楽

という感じ。

 午前中の3時間で老師の畑を耕せるのか不安であるが、竜電の勝ち越しがかかった一番を見過ごすわけには行かない。

 
 何故老師の畑を先にやるかというと、誰からも見とがめられないからである。
 なにせ初めての耕運機、私の庭でいきなり「菜援くん」が暴走したりするととても恥ずかしいので、まずは老師の畑で習熟運転に取り組もうという我ながら小さい、セコい考えなのである。
 
 老師の畑でさっそく「菜援くん」のスイッチを入れてみると、ウォーン、ウォーンとモーターの音も軽やかに「菜援くん」は動き出したが、前に進まず下へ下へと沈んでいく。やがてウォ~、オォ~と断末魔の雄たけびをあげるとそれっきりウンともスンとも言わなくなってしまった。過剰な負荷がかかってスイッチが切れたようだ。
 
(作業開始30秒 余熱がとれるまでさっそく休憩)
 
 そういえばAmazonのレビューに前進でなく後退しながら使う(刃の回転による推進力と逆方向に引っ張る)とよいとあったのを思い出し、後ずさりながら使ってみるとすこぶるよい。その後はわずか30分程で畑の半分(約100㎡)の土起こしがあっさり完了、さらに30分で200㎡の土起こしが終わってしまった。 
 
 (左半分が終わったところでおやつタイム)
 
(10:30 作業終了)
 
 私がエンヤコラ鍬で掘り起こす場合、約40日と見込んだ作業がわずか1時間で終わりだ(この辺の
記事は → ここ)。
 太平洋戦争当時、ガダルカナル島において帝国陸軍設営隊2000名が鍬ともっこで半年かけて建設した飛行場が米軍の爆撃と艦砲射撃で徹底的に破壊された。その後島に上陸した米軍はブルドーザーやらロードローラー等の土木機械を駆使して飛行場(ヘンダーソン飛行場)をわずか3日で再生し、我が陸軍は度肝を抜かれたというがその気持ちがよくわかる。
(ソロモン諸島の戦いは水木しげる氏(故人)の漫画(「総員退却せよ」など)に詳しい。一兵卒の見た戦争は悲惨そのものだ。是非ご一読を。)
 
(戦略的価値のない小島での激闘 多くの英霊がいまだに島で眠る
 日本側戦没者は2万人その多くが餓死だという 合掌)
 
 時間が余った上に殆ど疲れてもいないので、そのまま自宅庭の土起こしにとりかかった。
 もはや菜援くんの扱いにも習熟したのでどうせなら晴れ姿を誰かに見て欲しいのだが、そういう時は
えてして誰も見ていない。
 
(玉ねぎのマルチの手前に5m×10mの畑を作る)
 
 もともと荒れ地なので牛糞堆肥を混ぜ込みながらの土起こしだが、これも30分もかからずに終了した。
 
(深く耕すため「菜援くん」で2回耕運してみた)
 
 菜援くんの八面六臂の大活躍のおかげで大相撲もたっぷり観戦でき、竜電の勝ち越しのかかった一番(対朝乃山)も堪能した。
 竜電関おめでとう。ご両親、親方、関係者の皆さまおめでとうございます。
 
 「菜援くん」、家庭菜園や区民農園での趣味の園芸に最適です。
 コツは刃の推進方向と逆に後ずさりしながら耕運すること、これに尽きます。
 
(地味な写真ばかりなので口直しに午後の金峰山をどうぞ)