いつも拙いblogをお読み頂き*°
ありがとうございます。

あーるけーです🩰

この回顧録は*°

『マコトとあーるけーの回顧録*°』から、

幼少期の実父との記憶『満天の星空 』
そして…私が4歳で別れてから34年後の父の死。。
貧困の中、母が生きることが辛くて選んだ道。
母の内縁相手が私達を苦しめた話。。
そして…21年前の2歳下の弟マコトの死。。
を190編書き綴りました。

『回顧録のその先へ*° 』と繋がる。。

これから書く回顧録は存命している母の

アルコール依存についてと…私の反発や葛藤。

それでも生きていく兄弟との日々。。

そして世間の厳しさに立ち向かう話となります。

その始まりは25年程前の『ある事件』きっかけ

に回顧していきます。(内容は回顧録のその先へ0に)


ドキュメンタリーです🩰


✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼


今度*°久しぶりに故郷八戸に帰ります。

『四年前』

実家の古いアパートに帰った私は、
三時間しか母と過ごせませんでした。。

あの時。。

幼い頃の様々な思いが去来して。。
母の事が突然、煩(わずら)わしくなり。。

私は一人…アパートを出て、
ビジネスホテルに泊まりました。

『ホテルの窓から見た故郷の夜景*°』

(何も変わらない…反省していない母)
(自分の事を顧みず…酒に溺れて)

『マコトが亡くなってからも…
            あなたは何も変わっていない。。』

そんな私に何も言わず。。
小雨が降る中。。

不自由な足を引きずって、
私を見送った母でした。。




あれから四年経ち、
私はあの頃の私を顧みます*°

『子供だったんだ…私が。。 』
『まず私が変わらないと母と歩み寄れない。』

そう。。私が変わらないと*°

『花束を君に❁*.』

『回顧録のその先へ6*°』

〜母の内縁相手からやっと逃れて〜

(私が小学校4年生頃でした。)

普通の生活に戻れると思っていましたが、
私達家族が一番困った事は『貧困』でした。。

ただ。。

子供心には…
そういった生活の大変さを
理解することは難しくて。。

いつも…

なんで朝ご飯がないんだろう?
なんで遠足行けないんだろう?

そんな想いを母にぶつけた私でした。。


新しく通い始めた小学校で、
初めての遠足があり、

幼い私は…惨めな思いをしたくなくて、
母に訴えました。

『遠足に行きたい!お弁当作って! 』

母は困った顔をして『何とかするから。。 』
と言って夜の仕事に行ってしまいました。

次の朝…母は酔って起きませんでしたが、
紙の箱に入ったケンタッキーが1つあり、

私はそれだけをお弁当につめて、
水筒を持ち遠足に参加しました。

原っぱにシートを敷いて、
皆めいめいにお弁当を食べ始めて、

転校したばかりの私は、
気恥しさのあまり。。

一人で皆から離れて、
お弁当を食べました。

その時は気が張っていて、
なるべく明るく振舞っていましたが、

うちに帰ると悲しくて、
初めて母と大喧嘩をしました。

なんで!お母さん!
ちゃんとしてくれないの!

酷い!私。。
皆と一緒に居れなかったよ!

(うるさい!)

母もかなり苛立ち、
私は頬を殴られました。。
私はポロポロと大粒の涙が
流れて止まりませんでした。。

そして、

母は苛立ったまま、
また仕事に向かってしまいました。。



母は毎晩、
酔って深夜に戻ります。。

そして酔って泣いている母。。

幼い私にはどうすることも出来ず…
そんな母が…嫌でした。。

そうして。。

私達母娘の関係は、
少しづつ悪化していきました。。

(あんたはなんでも勝手に決めていっちゃう…)

私は母に一切頼らず反発し続けました。。

高校に進学する時も、
東京に就職する時も、

そして*°結婚する時も*°

私は全てを一人でしてきた
つもりでいましたが。。

それでも心のどこかに、
母の姿がありました。

『花束を君に❁*.』


故郷に帰る準備の最中、
私は母に電話して、

『アパート寒いから、
   迎えに行くから一緒に泊まろうよ?』

思い切ってそう聞くと、

『えっ⁉️良いの❓ありがとう*° 』

と、とても喜んでくれました*°

私ももう44歳で母は70歳。。

母に変化を求めても難しいし、
何よりいつ何があってもおかしくない母。

先日は私も健診を受けて、
結果によっては、

頻繁に故郷に帰れなくなる
かも知れません。

母も二度の脳梗塞と、
長年の飲酒で体はかなり弱っています。

幼少時代の事や弟マコトの死。。

それらを思い出すと苦しくなり、
今でも母を責めたくもなりますが。。

それでも*°

私自身が変わらないと、
私自身が前に進めない。

そんな気がしています*°

(お姉ちゃんならきっと大丈夫*°)
『私はこちらでずっと弟と父の供養を続けています』 

『21年前』

マコトが亡くなった時。。
東京に向かう準備をしていた私に。。
誰もいないドアの向こうから、
(お姉ちゃん)と呼んでくれた事*°

ずっと忘れていません。

(きっと大丈夫だと…
 マコトに言われたいよ。
 お姉ちゃんは。。)

今度は私が故郷に戻り*°

『 マコト…あなたに会いに行きます*°』


『5年前の故郷の海🌊晴れてくれるかな?*』
『私達が暮らした古い家…まだあるかな?*』


ここまでお読み頂き、
ありがとうございました🩰


寒く乾燥してきましたね🍁🍂🍃
皆様もお体大切にお過ごし下さい*°




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