元夫がやらかした浮気【尾行編】 | 【ガル埼玉の女探偵】浮気調査ブログ

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調査のこと。仕事のこと。趣味のこと。時事ネタなどあまりテーマを絞らずに書いています。パートナーの浮気で悩む方を助けたい。
探偵になったきっかけ→夫が不倫し、証拠を自分でおさえる。同じように悩み苦しむ人を助けたいと思ったから。

前回の続き

 

夫が休日出勤と偽って外出する日、夫は浮気相手とディズニーランドへ行くことが判明した。 

私は腹わたが煮えくり返るくらい怒り心頭だったが、浮気当日に証拠をこの手でおさえると心に決めていた。

ついに当日

夫はいつも通りに仕事へ行く格好(スーツ)で出掛けた。

 

私は前日の夜、しっかりと夫のメールチェックをした。だから、待ち合わせは午後13:00に舞浜駅ということを知っていた。

今まで夫の前では着たことのないユニクロの服を着て、普段メガネをかけない私は、伊達メガネをかけた。

いざ、舞浜駅へ。

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12:00 舞浜駅到着

 

休日だから、人がすごい。

待ち合わせ予定時間より1時間早く来たが、油断してはいけない。

さっそく改札の近くにいる人をチェックする。

まだ夫の姿は見当たらない。

 

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12:30 舞浜駅

 

夫はまだ現れない。

私は浮気相手の顔を知らないので、夫が来て浮気相手と接触しなければ、今ここに浮気相手が来ているのかどうかもわからない。

 

人待ちをしてる女性は何人もいるが、このうちのどれかが浮気相手なのかもと思うと、どの女も憎たらしく見えてくる。

 

13:00に近づくにつれ、夫にバレたらどうしようとドキドキが強くなっていった。

 

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12:47 舞浜駅

 

そしてついに

 
 
 

 

夫が改札に現れた。

 
 
 

 

朝出掛けた時と同じスーツ姿。

ネクタイを外している。

 

私は、探偵学校で習ったのと同じように、夫にカメラを向ける。

しかし手が震えてしまって、画面がガクガクと揺れてしまう。

平常心を保とうと思っても、焦ってしまう。

カメラの画面越しに映る夫の姿を見ながら録画ボタンを押しわすれていたことに気づいた。

 

心臓のバクバクが止まらない。

 

夫にバレないだろうか?

本当に浮気してるんだ…

相手の女はどんな人だろう

 

色んな思考が頭を巡って、冷静さを失っていた。

 

夫は、周りを見回して、「おう!」みたいな声をかけて改札付近にいる一人に近づいていく。

 

カメラで夫の姿を追いながら、心臓がバクバクいているのを感じる。

 

夫が笑顔で近づいた一人の女性。

私より若くて、まだ学生じゃないかと思うくらいだ。

二人は笑顔で会話をしている。

 

夫と私の距離は50メートルほどしか離れていない。

なのに、心の距離は地球何周分ほど離れたのかと思うくらいに一気に離れていくのが分かった。

 

”離婚”

 

この2文字が頭に浮かんだ。

 

 

私は離婚を意識した瞬間から、頭がスーッと冷静になっていくのを感じた。

手や身体の震えがおさまり、ただ目の前の光景をカメラにおさめ、尾行することだけに集中できた。

 

二人は手を繋いで、女は夫にベタベタと寄り添って歩いている。

女は自分が乗りたいアトラクションに夫の手を引いて連れまわしていく。

 

夫が受け身な姿勢でいることが、いつもの夫らしくて少し嬉しかったけれど、改札で見せた、夫の女に対する笑顔が脳裏に焼き付いて離れなかった。

 

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15:00 パーク内

 

アトラクションに入っていく姿をカメラにおさめ、出てくるところをまた撮影する。

そして尾行する。

 

 

 

 

(このあとホテルに行くのかな…)

 

 

初めて自分でやった本物の調査。

しかもその対象者が自分の夫。

 

神経が張り詰めすぎたのかすごく疲れていた。

 

手を繋いでいる映像しかない。

これでは、夫が浮気している証拠にはならない。

不貞行為の証拠が必要だった。

 

 

二人がホテルへ行くところを想像したら、急に疲れがどっと出てきた。

家に帰りたくなった。

なんでこんなことやってるんだろう。

 

 

浮気をされて、自分で証拠を撮っている私。

すごく惨めでバカな女に思えてきた。

 

 

アトラクションの列に並んでいる二人を遠目で見ながら、

 

(今日は何時までここにいるんだろう…)

(夫が帰るまでに夕飯の準備をしておかなきゃ…)

(夕飯、一緒に食べたくないなぁ…)

(今日は家にも帰りたくないな…)

 

そんなことを考えていたら、夫に電話でもかけてみたくなった。

(どんな反応するのかな)

 

 

私は、今日の尾行をここまでにして、家に戻ることにした。

 

18:00頃、家に着いた私は、すぐ夫に電話した。

今日は夕飯外で食べてきてほしいということと、何時に帰るのかを聞いた。

夫は、残業で10時くらいになると言っていた。

夫は私に何かあったのと聞いてきたが、私は友達と食事してくると嘘をついた。

 

 

結局、その日は夫より遅く帰って、リビングのソファに横になって寝た。

(こんなこといつまで続けるんだろう)

 

私は夫に離婚話をどうやって切り出そうかと考えていた。

 

それから1週間ほどは、夫の携帯を見ることもせず、ただただ暗い顔をして過ごしていた。

自分の境遇が惨めすぎて本当に悲しかった。

 

あんなに張り切り勇んで尾行したのに、私が一方的にダメージを受けている感じ。

こんなバカなことをやってることを誰にも話すことが出来なくて、ただただ落ち込んでいた。

 

そんな私の姿を見ていた夫が、「大丈夫?調子悪いの?」と聞いてきた。

私はなんて答えればいいのかまったく思いつかなくて、夫の顔を見て、何も答えることなくうつむいた。

 

そんな私の姿を見てさらに心配した夫は、しばらく私の横に座って黙っていた。

 

しばらくして、夫は話しはじめた。

「実はさ…謝らないといけないことがあるんだ」

 

私はうつむいたまま、夫の話を黙って聞いていた。

 

夫はまたしばらく黙ったあと、話を続けた。

「前に、会社の後輩の女性につきまとわれてるしたでしょ?あの女性とプライベートで会ってました…」

 

私は少しだけうつむいた顔を上げて夫の顔を横目で見た。

夫も少しこちらに顔を向けようとして、目をテレビの画面にそらして言葉を続けた。

「その女性、彼氏とうまくいってないから相談したいって俺のところに来るんだよね…」

「俺に気があるような素振りもあるから、あまり会わないようにしてるんだけど…」

「もしかして、休日出勤の時に会ってること知ってた?」

 

そこまで話して夫は私に顔を向けた。

 

私は、うつむいたまま小さく頷いた。

 

そのあとは、夫の謝罪ととこで気づいたのかとかの質問で、私はうつむいたまま答えた。携帯見たのとも聞かれたが、それは見ていないと答えた。女の勘だよと答えた。

 

 

私は夫が謝ってくれたこと、もうプライベートで会わないと約束したことで、離婚話をしばらくしまっておくことにした。

 

でも、夫婦関係は完全に冷え切っていた。

 

 

 

 

【プロに相談する編】に続く

 

 

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