私です。つんつん巻に親近感を覚えずにはいられませんが私はわさびが苦手です。
劇中にて気になるところ、もしかしてな解釈をぽつりぽつり。
正解ではございませんのでぬるりとした目で見守ってください。
・ひばりの家にて、専門的で批評的な質問の前あたりに救急車の音がする。多根彦の暗示?
・やっぱり犬に犯されてる人は黒髪と金髪の2人
・一とひばりはいつ周りに知られたのか?
・一枚の写真が存在を主張する。いる。ここに、いる。の写真とは?寿司屋でJKが撮ってたやつ?
・電話のシーン、一はなんであんな落ち着いてるのか。多根彦がああなるのは日常的なのか?
・最初と最後の港シーンで立場・セリフの逆転。
・多根彦の未遂、3回飛び降り1回爆弾、あと3回は…?
・越中富山の薬売り、「私は背負い続けますけどねぇ」にもなんか意味を感じる
・工作員の男=もしかして整形済み多根彦?
・勝村さんの言った、未来に熊ならざるものを撃つことになるだろう…ってなんだろう?社長を撃ったのはその前のことだし
あと、なんとなくなんですけど、夏目漱石「行人」と内容が被る気がして。これは兄の嫁をとっちゃった弟の話なんですけど、兄が徐々に、静かにですが狂っていって。
うーん。
あと、添い寝年表作ったので置いときます。たぶんあってる。
結局、日本は裏切って裏切られたのですよね。アメリカとロシアに。その結果、破滅に向けさせられた。人が操れることのない、操ってはいけない領域に踏み入れることになる。
こうしてみると、この作品て三者間が多いんですよね。
人-熊-犬
一-ひばり-多根彦
日本-ロシア-アメリカ
梅原-洞子-小塚
それがコンベアで回る…歴史がめぐる。
頼母子講でめぐる。
めぐりめぐって、人として、熊として、犬としてあるべき姿をよく考えなさい、と警鐘を鳴らしているような気もします。
熊は死と再生のシンボルらしいですね。
過ちを見つめ直せ、やり直せ、滅に導くことに対する罪の意識を持ち続ける呪いを…と契ったのですかね。
あ、契ったといえば、
原作でタバコをすう、が「喫う」表記になってたのも気になりました。契ると似てる。
よく考えたら楔も字的にそっくりですね!関係ないけど!
さてさてわたくし、
幸いなことに、複数回見させていただいて。
いろいろグッときてます。
うまくまとまらないけど、すごい作品に出会ってしまったな、と。役者さんたちもそうだと思うけど、私も。考えることをやめられない。
俺俺もこんな感じだったなぁ。
不条理だからこその魅力。模索。
やっぱまとまりないんですけどこのへんで!
それではでは~。