本日は、有給で昼から裁判所で第5回目の調停日
本日で決着がつかなければ、ほぼ調停不成立・・・
調停に先立ち、弁護士先生の事務所で調停での申し立て確認打ち合わせ・・・
1.現在の僕の債務超過状態は、嫁や第3者の支援がなければ、自己破産しか道がないこと
2.嫁は、自宅を失っても、離婚だけは成立させたいこと
3.今回、調停が不成立となった場合、嫁側は、裁判に持ち込むと断言していること
4.裁判離婚になって、結果として婚姻継続になったとしても、嫁の気持ちは戻らない上、その家庭で育つ子供の環境上良くないこと
5..最終的に誰かの援助協力がなければ自己破産は免れないこと
以上のことから、裁判にしてダラダラと婚姻関係を持続しても、結果として自己破産は免れず、裁判に費やす費用と労力、子供の今後のことを考慮しても、潔く離婚を選択して、前に進んだ方が良いという結論に達しました。
自分の感情だけで言うと、ホントは離婚したくないし、子供たちが成長するまで一緒に暮らしたい。
でも、破産が目に見えている親と暮らすよりは、今一緒に暮らしてる母親とおばあちゃん他、親類縁者(僕はここが地元じゃないため、縁故関係は一切ない)に面倒を見てもらう方が良いし、兄弟姉妹は、離すべきではないという考えから、親権は全て嫁に譲りました。
ただし、養育費については、こちらの債務整理に目途がつかなければ、いくらと断言できないので、それを後に決めることで了承出来るのなら、今回の調停で離婚に合意することに決めました。
午後1時30分から、調停が始まり、まず僕らのほうから、調停委員に上記のことを伝え、養育費と面接交渉は別途協議することで了承できるなら、離婚に合意するとしました。
しばらく、待合室で待っていると、呼び出しがあり、相手もその内容でOKらしい。
すぐに調停調書を作成するから、しばらく待てとのこと
すぐに、調停委員、弁護士、裁判官、嫁、僕が面談室に集合した。
嫁とは約2ヶ月ぶりぐらいに顔を合わせた。一段と痩せたようだが、目付きの鋭さはなくなっている気がした。
裁判官から調停条項の読み上げがあった。
「1.申立人と相手方は、本日離婚する。
2.申立人と相手方とは,申立人と相手方との間の子・・・」
嫁は、条文の都度、首を縦に振って聞いていた。
裁判官の
「以上です。よろしいですか。」
のあと、僕と嫁(もう嫁じゃないか)は「はい」と頷き、彼女は「ありがとうございました」と続けて言った。
僕は、こんなにあっさり決まるもんなんだなーと感心していた。
この瞬間、戸籍の×が確定したのだ。15年の結婚生活にピリオドを打ち、7人の子供を失った。
と同時に、自己破産に向けての第一歩が始まった。
そのスタートは、こんなにあっさりしたもんなのか。
パラレルワールドがあるのなら、明らかに今日この瞬間は、人生の分岐点だろう。ここで不成立となり、裁判してたらどうなってるかな?まぁ、それよりはいい未来につながっていると信じよう。
もう、過去には戻れないのだから
彼女は、裁判官と調停委員に礼をし、裁判官のあと、そそくさと相談室を後にした。
僕は、何かを言いかけようとしたが、出来なかった・・・、最後までお互い顔を合わせることはなかった。
頭の中では岡村孝子の「believe」が流れていた・・・
今日は人生でも大きな節目の日だろう。
誰かが、「この世は、魂の修行の場」と言ってたのを思い出した。
まだ、自己破産に向けていろいろやることが山積みだが、前に進むしかないな。
ちなみに、子供との面接については、養育費が決着つかないと会わせないと一蹴されましたorz
くそー、頑張るしかないな(T▽T;)