引き続き、バス旅W第3弾のルート予想記事です。


スタート地点は愛知県の伊良湖岬、ゴールは長野県の善光寺です。

伊良湖から豊田市の稲武地区までは共通で、その後

・根羽、飯田、伊那を経るルート

・恵那、中津川、木曽を経るルート

を紹介していました。

どちらのルートも、塩尻以降は松本、上田、千曲、長野と進む経路としてきました。


しかし、後半にももう少し選択の余地を残した方が番組として面白いはずと思い、別のルートも探していました。


そしたら新しいルートを見つけることができたので、ご紹介します。


【四賀・明科・信州新町ルート】

4日とも平日という想定で、2パターン考えてみました。

左側が3日目の夜を松本泊とした場合、右側が四賀地区に分け行って数少ない宿に泊まる場合です。



■確実に泊まれる松本泊を選んだら…

朝に松本を出る便がなかなかなく、9:40発になります。この終点が四賀支所というところなのですが、この便は接続が絶望的に悪くなっています。


この四賀線は10:24に四賀支所に着くのですが、明科駅に向かう四賀循環線が10:15に出たばかりで、13:00まで空いてしまいます。


大町市の八坂地区に向かうバスは生坂村内から乗れて、生坂村のバスと重複する区間もあるのですが、日中は生坂村のバスの末端部が予約制になってしまうため、山清路まで歩きが発生します。


山清路から川口へ大町市のバスに乗ると、長野市との境も近く、6km以内の徒歩で繋がります。

最も大町市に近いバス停は大原橋ですが、夕方の便はここを経由しないので、1つ先の八幡平バス停まで歩きを進める必要があります。


ただ、ここから善光寺大門までは1本です。

山間部に踏み込む恐怖はあるかもしれませんが、乗り継ぎ少なく、尚且つ到着時刻も早い、意外と優れたルートだったかもしれません。


ちなみに、四賀支所で2時間半も待っていてよかったのかが気になりました。

ここの明科駅までの道は、歩くと7.8kmあるので2時間弱かかります。

上の行程表では明科駅を13:55に出るバスに乗っていたところ、歩くと一本前の12:55に乗ることも可能になります。


ただ、この先の大町市のバスもとても便が少なく、山清路16:10発の前は13:50発です。

12:55に明科駅を出るバスに乗ったとしても、やまなみ荘に13:17着。

そこから5.7kmを30分で歩ききるのは無理でしょうから、その後の流れには影響しません。



■3日目に行けるとこまで突っ込め!としたら…

普通に考えると、19時台に松本という大きな街にいて、そこから市の外れの山に入っていく勇気は出ない気はします。


ただ、穴沢というところに、松茸山荘という宿泊施設があります。

ホームページを見ると、化石館バス停から徒歩30分とあります。Googleは50分と言っているので、もしかすると近道があるのかもしれません。

Googleに従うと、沢屋バス停が最寄りになりますが、ホームページに化石館までお迎えがあると書いてあるので、松本バスターミナルあたりで宿の情報を得て、電話予約を入れるという可能性もありそうです。


事前情報なしで四賀方面に分け入るのは無謀だとは思いますが、この1本は非常に大きいです。


松本からの四賀線は始発が遅いので、四賀循環線に乗り換えられる四賀支所が徒歩圏内に入ると、朝の動き出しが全然違います。


先ほどの松本泊パターンでは16:26にしか川口に着きませんでした。

このパターンで乗る便は、川口まで行くのは月曜日と木曜日だけです。

この場合、川口には8:32着です。

火曜日、水曜日、金曜日の場合でも、1つ手前の栃原までは行けて、8:28着です。


栃原から歩いたとしても、長野市に入ってアルピコ交通のバスにありつける八幡平までは8kmほど。2時間あれば辿り着きます。


ただ、ここに来る便は16:00までない上に、他の路線が走るエリアまでも徒歩5時間近くかかってしまいます。

待っていれば善光寺まで1本で行けるのはバス停の標柱を見ればわかるでしょうから、周辺観光をしながら待機するのではないでしょうか。


悠々日没前に善光寺に到着できるので、これはかなり有力な正解ルートのように感じました。



そんなわけで、バス旅W第3弾の予想記事は今のところここまでです。

また新しいルートを思いついたらアップします。


それでは、おやすみなさい。