3回目は九州からで考えていたけど、ふと御裳川(みもすそがわ)が降ってきて、山陰方面に向かうルートを作ってみた。


大分県の日田から、鳥取県の三朝温泉までのコース。

御裳川というのは、関門トンネルの下関側の最寄りバス停。太川さん、蛭子さんたち御一行がバス運転手に聞き込みをしたとき、運転手から聞いた「みもすそがわ」を誰も正しく聞き取れず、聞き直してもあまりにわからないので運転手が思わず笑いだしてしまうというシーンが、記憶の奥から降ってきた。





スタート地点は、日田彦山線がBRTでの復旧になったことで新しくバス旅で使えるようになったので、日田にしてみた。


BRTで北端の添田まで突っ切ると、田川市の後藤寺で一旦困ることになりそう。西鉄の特急バスで天神に行こうとすると福岡の都市高速を通ってしまうし、その手前でも今年度中に有料化される予定のバイパスを使っているので、下道利用で逆向きの香春町役場に行くしかない。するとそこから行橋方面に進むことができる。


BRTを途中で降りる発想はなかなか出ないかもとは思いながら、宝珠山で西鉄バス久留米に乗り換えるルートも視野に入れてみた。細かく乗り継いで博多に至り、JR九州バスの直方線というロングランバスを経て

、22時前後に関門トンネルをくぐるというやや勇気のいる行程。


もう一つは、そもそもBRTを使わず、普通の路線バスで海沿いの中津に向かってしまえという経路。1本目のバスが11:00と遅いので、現地で選択肢として挙がる可能性は低い気もする。


1日目はどのルートをとっても、御裳川から先に進みづらい。小月駅まで行ってしまえれば記載の始発よりも早い小月発に乗れるものの、小月駅周辺には宿がない。小野田など周辺に泊まると、小月発の始発に間に合うように小月駅まで戻れなくなるため、結局御裳川に泊まるのと変わらない。


2日目がこのお題の一番の山場。

ゴールのある山陰方面に素直に進んでいくか、人口が多い山陽方面に向かって途中で中国山地越えをするか。

山陰方面に向かうと石見交通のエリアがずっと続くので、トリッキーな乗り継ぎも徒歩もほとんど発生せず、難なく進める。

一番楽そうなのは長門経由だけど、海沿いの長門に着いてしまうと、内陸部の津和野に向かうのには勇気が要りそう。

津和野までは防長交通、その先は石見交通とバス会社が別だし、乗り継ぎポイントの長門や萩から津和野もかなり距離があるので、地元の一般人には県境のバスの知識は期待しづらい。津和野から先がつながっているという情報を仕入れられないと、繋がっていない海沿いを歩くことになってしまうかも。


広島方面に向かう場合は、2日目の夜、岩国から和木のバスが朝までないので、歩いて突破する決断ができるかどうか。

これをできないと、3日目の阿品台から広島に向かう西広島バイパス線を逃してしまう。これを逃すと乗り継ぎ難易度が格段に上がってしまうので、徒歩の決断が割と必須に近い。


広島から先の飯南町や雲南市を通るルートは、バス旅界隈ではお馴染み。


4日目は下市入口〜赤碕間の徒歩が不可避になってしまうので、もしかしたら、米子周辺をゴールにして、スタートを日田より南にする方が面白みが増すかも?


そのうち再考バージョンを作ってみたい。