目標に対して、+−両面に働きかける根源的エネルギーの存在。やっかいだが、そのバランスが、物事の本質
幸村 誠『プラネテス』全4巻:3/100
宇宙に魅せられた人間たちを描いたSFマンガ。主人公は宇宙に行くという70億分のうん人しか成し得ない果てしない夢を目指す平凡な男。平凡ゆえにそれを達成するために想像を必要な覚悟や孤独はもとより、それに向かうためにはばかる想像を絶する葛藤に出合ってしまう成長ストーリー。
このマンガがおもしろいのは、主人公が決してスーパーマンじゃないことと、平凡であるだけに目標に向かって全エネルギーを注ぐのだが、それでも出くわしてしまう本質的な問いへの葛藤の描き方だ。
また、登場するさまざまなキャラクターの魅力も大きい。単純に画のカオがいいというのもありますが、性格としてのキャラクターも描き方がいい。たとえば、反骨精神バリバリに発揮するクルーは自分が「大人」になるにつれて忘れかけていた何かを再認識させてくれます。
そう、このマンガは人間の本質の部分を描かれていて、人間には、ときに自分の夢の達成に対してマイナスのエネルギーを与えるもので、でも逆に、それが推進力ともなりうるという、ジレンマに満ちたエネルギーがあるのだと考えさせられました。ただそのバランスと二面性こそが本質で、邪魔なものがとても大切な場所であったり、原動力であったりするという、まさに人間世界そのもの。たとえば、大人になるために一旦邪魔になる子どもの感覚とか。でも、どちらかに特化することで自分を形づくり、地位を築き、目的を達成する人もいるのも世の中です。自分は何を選択するか、ですよね。
いやー、自分は反骨精神や、主人公成長ものが好きですね。4巻とそこまで長くないのがまた良い。しっかり完結してます。この作者はこれっが最初の作品らしいので、今後が楽しみですね!
幸村 誠『プラネテス』全4巻:3/100
宇宙に魅せられた人間たちを描いたSFマンガ。主人公は宇宙に行くという70億分のうん人しか成し得ない果てしない夢を目指す平凡な男。平凡ゆえにそれを達成するために想像を必要な覚悟や孤独はもとより、それに向かうためにはばかる想像を絶する葛藤に出合ってしまう成長ストーリー。
このマンガがおもしろいのは、主人公が決してスーパーマンじゃないことと、平凡であるだけに目標に向かって全エネルギーを注ぐのだが、それでも出くわしてしまう本質的な問いへの葛藤の描き方だ。
また、登場するさまざまなキャラクターの魅力も大きい。単純に画のカオがいいというのもありますが、性格としてのキャラクターも描き方がいい。たとえば、反骨精神バリバリに発揮するクルーは自分が「大人」になるにつれて忘れかけていた何かを再認識させてくれます。
そう、このマンガは人間の本質の部分を描かれていて、人間には、ときに自分の夢の達成に対してマイナスのエネルギーを与えるもので、でも逆に、それが推進力ともなりうるという、ジレンマに満ちたエネルギーがあるのだと考えさせられました。ただそのバランスと二面性こそが本質で、邪魔なものがとても大切な場所であったり、原動力であったりするという、まさに人間世界そのもの。たとえば、大人になるために一旦邪魔になる子どもの感覚とか。でも、どちらかに特化することで自分を形づくり、地位を築き、目的を達成する人もいるのも世の中です。自分は何を選択するか、ですよね。
いやー、自分は反骨精神や、主人公成長ものが好きですね。4巻とそこまで長くないのがまた良い。しっかり完結してます。この作者はこれっが最初の作品らしいので、今後が楽しみですね!