人間観察は
重要である
人間観察
役者大事
向かいに座ってるおじちゃま
斜め上をみているよ
結婚してるね
度々目が合うよ
このおじちゃまは一体なにを思っているのか
勝手に彼が歩んだ人生を考えてみた
飯島利幸(いいじまとしゆき)
1943年8月17日生まれ
しゅげー
と変わった産声を発し生まれた
生まれて初めて彼がした事は医者に頭突き
医者の鼻は曲がりました
それ以来彼は『頭突き利幸』として
千葉では知らない人はいない
世界一ハードヘッドバッターとして都市伝説にまでなった
彼はとにかくワイルドだった
離乳食はアジのたたき
彼が小学校へ入学したとたん
校則に『学校内でもフルヘェイスのヘルメット着用』が加わった
なぜなら彼は『頭突きの利幸』
もう誰も止められない
中学へあがり
彼に初めての彼女ができる
しかしピスタチオを頭突きで砕く彼を見て
彼女は去ってしまった
利幸は自分を恨んだ
やけになりなんどもピスタチオを砕いた
涙をながし砕いた
気付いたらピスタチオは
砂レベルまで砕かれた
それから
彼はなんでも砕くようになってしまった
石
フランスパン
そんな彼の高校の時のあだ名は『粉砕の利幸』
かなりヤバそうだと
他校に恐れられた
噂は広がり
ベルリンの壁を壊したのは『粉砕の利幸』
など、大震災は利幸が転んだから
などとも言われた
ある日
すき焼きをしていた利幸
いつもの癖で頭で卵を割ってしまった
逆ギレでフランスパンを粉砕
偶然卵がかかった肉も一緒ににヘッドバットしていた
それを油でカラっと揚げた
豚カツの誕生である
彼はパン粉と同時に豚カツまで偶然にも発明してしまった
今彼はパン粉会社と豚カツ屋両方経営している
大富豪だ
そんな彼のワイルドさに惚れ、パン子さんと結婚
そして今に至る
そんなワイルドな彼
スーツをよく見ると
高級岩のりでできていたのは言うまでもない
彼はよくつぶやく
『海苔は破れやすいと』
完。
重要である
人間観察
役者大事
向かいに座ってるおじちゃま
斜め上をみているよ
結婚してるね
度々目が合うよ
このおじちゃまは一体なにを思っているのか
勝手に彼が歩んだ人生を考えてみた
飯島利幸(いいじまとしゆき)
1943年8月17日生まれ
しゅげー
と変わった産声を発し生まれた
生まれて初めて彼がした事は医者に頭突き
医者の鼻は曲がりました
それ以来彼は『頭突き利幸』として
千葉では知らない人はいない
世界一ハードヘッドバッターとして都市伝説にまでなった
彼はとにかくワイルドだった
離乳食はアジのたたき
彼が小学校へ入学したとたん
校則に『学校内でもフルヘェイスのヘルメット着用』が加わった
なぜなら彼は『頭突きの利幸』
もう誰も止められない
中学へあがり
彼に初めての彼女ができる
しかしピスタチオを頭突きで砕く彼を見て
彼女は去ってしまった
利幸は自分を恨んだ
やけになりなんどもピスタチオを砕いた
涙をながし砕いた
気付いたらピスタチオは
砂レベルまで砕かれた
それから
彼はなんでも砕くようになってしまった
石
フランスパン
そんな彼の高校の時のあだ名は『粉砕の利幸』
かなりヤバそうだと
他校に恐れられた
噂は広がり
ベルリンの壁を壊したのは『粉砕の利幸』
など、大震災は利幸が転んだから
などとも言われた
ある日
すき焼きをしていた利幸
いつもの癖で頭で卵を割ってしまった
逆ギレでフランスパンを粉砕
偶然卵がかかった肉も一緒ににヘッドバットしていた
それを油でカラっと揚げた
豚カツの誕生である
彼はパン粉と同時に豚カツまで偶然にも発明してしまった
今彼はパン粉会社と豚カツ屋両方経営している
大富豪だ
そんな彼のワイルドさに惚れ、パン子さんと結婚
そして今に至る
そんなワイルドな彼
スーツをよく見ると
高級岩のりでできていたのは言うまでもない
彼はよくつぶやく
『海苔は破れやすいと』
完。