こんばんは、小生です。
本日は仕事兼趣味の相棒を紹介したいと思います。
正広別作君です。
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刃渡24センチの筋引き包丁ですね。
お肉のスジを取り除くために作られた包丁です。
どんなに高級なお肉もスジを取り除かないと商品にならないので、コイツは肉屋の生命線です。
しかも、筋引き包丁という種類のくせに、ものすごく汎用性が高いです。
骨やカボチャのような硬いもの以外はだいたい切れます。
先日釣って来たアジはコイツで刺身にしました。
素材は正広独自の特殊炭素鋼(さびる鋼)を使っているらしく、錆びやすい反面、安価でかつ研ぎやすく切れ味も落ちにくい仕上がりになっています。
基本的にはお肉屋さんが使う包丁で、常に脂を纏った状態にあるので、錆びやすいという欠点は全く問題ありません。

さて、そんな正広別作君ですが、先週アジをさばいた後綺麗に洗って置いといたら、見事に錆びてしまいました。
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やはり脂が落ちると錆びてしまうんですね。
このまま放っておいたらサビが進行してしまうので、磨いていきたいと思います。
今回使うのはこちら
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耐水ペーパーです。
金属研磨の入り口と言えば、まずはコイツからですね。
早速濡らしてゴシゴシします。
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ちなみに今回使ったのは400番と800番です。
数字が大きくなるほど、目の細かい仕様になります。
最初は目の荒い400番で擦り、大方サビが落ちたら800番で擦って擦り傷を目立たなくします。
15分ほどでこの仕上がり。
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擦り傷がまだ見えますが、サビは落ちました。

と、見せかけて、光の角度を変えると…
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黒い点々が…

このくらい深く点々があると、もういっそ荒い砥石デラガリガリやりたいんですが、さすがに寝る前なので時間的にキツイです…

今日はこの辺にして、また後日やろうと思います。

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忘れずに油を塗って、今日は終了。
ではまた。