【自閉症娘】支援級をすすめられて葛藤⑥ | 年間100万貯金!家族3人のチリツモ節約生活(*´ω`pq゛

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情緒支援級に通う自閉症娘と心配性母の徒然日記。
ときどき夫、ときどき節約。

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就学相談の判定結果が

まさかの「支援級」で動揺する私不安


そのうえ返答を一週間以内

迫られてさらにアワアワ驚き


さらに支援級に進むとなると学区外なので

提出済みの学童申請も変更しなくてはならず、

その手続は4日後〆切驚き


ってことは

4日以内に決めろって、コト?!!


うーーわーーー!

むーーりーーー!笑い泣き


迫る期限に頭がプチパニック。

そもそも判定結果もけっこうショックだったのにガーン

数日以内に決めろって、もっと時間下さいよぉ笑い泣き



就学相談の判定は、あくまでも判定。

最終的には親の判断に委ねられるのですが、



本当にこのまま、

当初の通級を押し通していいのか…?

心がグラグラに揺れるネガティブ



なんの迷いもなく、

12月まで普通級ブラス通級を希望してきた。



小学校は目と鼻の先。

同じ保育園からも半数の子が就学するので、

娘にとっては一からお友達を作る環境ではない。


いつかは世に出ていかなくちゃいけない。

苦手なところはあるが、

定型発達の子と接する中で

対人関係を学んでいっていてほしい。



そんな願いを持っていたのに。



専門の方々が判断するほど、

うちの子は「支援級」がいいほどの特性なんだ…。

なんか、予想以上にショック…ネガティブ


正直、素直には受け止めきれなかった。



というより、判断材料が少なすぎる。


通級を推し進めるにしても、

支援級へ進めるにしても、

娘にはここ!という決め手が足りない。

このままじゃ決められない。



夫に相談しても役に立たない。

「俺は平気だと思う」だけで、その考えの根拠はない。「支援級ならママが送るんだから、ママが負担ないように決めたらいいよ」って。


違う違う、そうじゃ、そうじゃない。


それって裏返せば、娘の就学に対しても人任せだし、私が我慢すればどっちでもいいってことじゃん?

クッソ無責任ニヒヒ!尻の毛毟ったろか!?

と腸煮えくり返ったけど確かにそう。

私がやる。

男なんてこんなもん。

一緒に悩んでこ!?なんてできないから、

期待せず私が決めるんやーー!物申す

私の決定についてこい物申す物申す




よっしゃ。

ひとまず話聞きに行こ真顔



ぽってりフラワー


親の目からみる娘の姿と、

大勢の中にいる姿は違うんだろう。

じゃあもう一回、見てくださってる方たちの

話を聞いてみよう。



1、療育の先生

年長からの週一利用ながら、

先生方は的確に娘の特性をよく見てくださってました。


先生が話してくださったのは、


「娘ちゃんは一見するとなんの問題なく、また本人も困り感をまだ伝えられないので見過ごされがち」


「療育中の様子を見ていると、やはり一斉指示が伝わりにくく補足が必要。衝動性が強い&視覚優位なので、目に入ったものにすぐ取り掛かってしまう。

30人近い子供たちの中で、集中して勉強できるかというと今はまだ不安が残る」


「コミュニケーションもまだ一方的だったり、言葉の意図を掴みにくい時がある。今後より高度になっていく女の子同士のコミュニティに、うまくのっていくためのスモールステップが必要ではないか」



うんうんうん…なるほど。

確かに真顔


これは私自身も気になっていたことでした。


今の娘は、好きなことを好きに話し、

好きな遊びにみんなを巻き込んでいくタイプ。

巻き込み力はあるものの、空気は読みにくいので、

周りを置いてけぼりにしがち。

暗黙のルールが分からずコミュニケーションがすれ違い、なぜみんながその動きをするのか分からないので、急に不機嫌になることがありました。



特に年長になってから、兄弟がいるお子さんから

なんで急に怒るの?

なんでこんなのもできないの?

とからかわれることも…不安

悪気はないにしても傷つく指摘ってあるのよね。


そして時折、娘自身からも

娘ちゃんって変?悪い子?

と聞いてくることもあり悲しい

そんなわけあるかい。みんな生きてるだけでいい子じゃ。



女の子のコミュニティは

暗黙のルールで成り立っている。

そんなイメージがあるし、

私自身も小学生の頃に苦労したので

娘の対人関係には心配がありました。



特に心に響いたのは

「人の心はガラスです。一度粉々になってしまったものをセロテープで貼り付けても、やっぱりどこかヒビがある。

できる限り壊れないように気をつけて、少しずつ強化した心にしていってあげたいのです


おぉん…赤ちゃん泣き

確かに、成長するうえで必要な困難はあるでしょう。

でも必要以上に壊れてしまった心は、もとの形に戻すのにすごく時間がかかる。


私も子供の頃そうでした。

10代は根付いた自己肯定感の低さに苦しんで、

いっそ死んでしまいたかった。

私にとってその苦しみも必要なことだったと

今は思えるけど、至るまでに時間がかかりました。




2、保育園の先生

場を設定していただき、主任の先生と

年少から繰り上がりで3年間娘を見てくれた担任の先生。


娘の「支援級」判断にびっくりされるお二人。

通級が妥当と思い、就学相談の際もお話してくださったそう。


けれど、確かにコミュニケーションに不安が残るとお二人も言っていました。


なぜ?

どうして?が、表情や会話の流れ、

空気で読むのが難しい。

必要以上に傷つけられたり、また傷つけたり。

補足や補助があれば避けれることがあるかもしれない。




3、支援級の先生

最後は就学先になるかもしれない、支援級の先生。

もう一度見学に行かせていただき、

就学後にある不安や疑問をすべて質問しました。


授業はどう進むのか。

支援級としての特別な授業はあるのか。

普通級との交流はあるのか。

支援級だからという差別やからかいを

聞いたことはないか。


希望したら普通級に戻ることも可能なのか。

中学はどう進んでいくのか、

高校は。


などなど、細かいことまで全部聞いて

すべて真摯に教えてもらいました。

情緒と知的ではまた違うこと、

道は1つではないことを知れました。



ぽってりフラワー



それぞれの場所で話を聞き、


今の娘にとって、

頑張れば普通級でも行ける。

だけど頑張りが前提なら、

もしかするとそれは

高すぎる階段なのかもしれない。

まずはスモールステップでも

いいんじゃないか。


そんな風に思えてきたのでした。


未来はどうなるか分からない。

どっちに入れてもきっと悩みがある。


なら、今は手厚く見てもらおう。



あとは私の中に残っていたモヤモヤ。


普通に、小学校へ行く娘を見たかった。

少しずつ手が離れていくのだと思っていた。

また6年間続く送迎が不安。


整理すると全部

自分のことばかり昇天


学校に行くのは私じゃなく娘。

けれど就学先を決めるのは私。

なら、私の理由は横に置いて

娘ファーストで考えよう。



よっし。


支援級だー!物申す物申す物申す物申す


こうして年末ギリギリに

就学先が決定したのでした。



次回「娘、放デイも探すってよ」の巻