娘のすごいところ | †おはなし宝箱†

娘のすごいところ

昨日は三男と娘の個人懇談があった。


昔は春に行われていた家庭訪問。

今は家庭訪問はなくなり、一学期中に親が学校を訪れて先生と話す個人懇談の形になっている。


きょうだいで時間を繋げてくれたので、6年生の三男の懇談の後に2年生の娘の懇談が入っていた。



三男は、担任から見ても特に気になることはないようで、友達との関わりも勉強も、よくやっているとのこと。

家で心配な事ありますか?と聞かれたけど、私から見ても特になく(外では優等生タイプ)、あっという間に懇談終了。



次に娘のクラスへ。


娘は勉強が苦手なタイプ。

漢字を書くのもかなりの時間がかかる。

でも、ものすごく丁寧。

家庭学習の漢字の練習も、本当感心するほど頑張る。


計算も他の子より遅い。
体育も、走れば一番遅く、ボールもうまくキャッチできない。
図工も時間内に終わらせられることの方が少ない。
時間内に終わらなかった時、娘は先生に「休み時間にやってもいいですか?」と聞いて、昼休み等に友達とも遊ばずにコツコツと頑張っているらしい。

〇〇さんがいつでも頑張っている姿をみんな見ているから、友達がいつでも気にかけてくれるし助けてくれる。
だからといって、友達任せには絶対にせず、できることは時間がかかっても必ず自分でやるのが〇〇さんの素晴らしいところ。
〇〇さんはクラスの愛されキャラ。
みんな〇〇さんのことが大好きなのがよくわかる。

娘、すごいな(笑)
みんなから可愛がられてよく声をかけられるのは、学年で一番小さくていつもニコニコしているからという理由だけではないらしい。
勉強の苦手な娘に、勉強だけじゃないんだと素敵な評価をしてくれた担任にも感謝。

苦手なことがあっても、それを避けたり嫌いと思わずに「楽しい」と笑顔を見せて、できなくても一生懸命頑張る。
先生も言ったとおり、真面目な頑張り屋さん。
ちょっとワガママなお友達との関わり合い方は大人よりも上手。
文句を言われても言い返すことなくちょっと距離を取って、無視されても構わずいつもと変わらない声かけをする。
「〇〇ちゃんは時間が経って明日になればいつも通り機嫌よくなってるから大丈夫♪」と気にしない。

もちろん直さなきゃいけないこともたくさんあるんだと思う。
でも、それを上回る彼女の良さが魅力的すぎて、改善点なんてちっぽけに感じる。
それに、直さなきゃと精一杯努力している娘に私から言うことなんて何もない。
私は娘に上からものを言えるほどのできた人間ではない。

おっとりしていて、誰からも愛される。
これ以上のことなんて何もない。
娘がいるだけで、周りの空気がやわらかく和む。
この癒やしオーラは彼女の生まれ持った最大の武器。

きっと私よりもずっとずっと魂のレベルが高い。
表面上は私の娘。
だけど、それぞれ違う人間。
私は人として娘を尊敬しているし、娘と出逢えたことに感謝してる照れ

娘を見習わなきゃいけないことがたくさんある。
もちろん娘だけじゃなくて、長男も次男も三男も、良いところがたくさんある。

だから、みんな未熟な私のところに来てくれたのかもしれないな。




大人とか、子どもとか、年齢は関係ない。
みんなそれぞれ違うから、助け合える。

お互いを尊敬し合えるような親子でありたいと心から思う。