もと上司のお二人と嬉しい再会。

わたしはトヨタの研修時代、トヨタの工場の改善をやる部署である、生産調査室というところで2年間勉強させていただきました。販売店の人間がここの部署に行くことはほとんどないのですが、これも先日お伝えした父の意向でした。


当初父にも「販売の人間が工場の改善までやらなくても...」と言ったことがあるのですが、父から「トヨタの本質はここの部署だ」と一蹴されました。


今やお二人ともトヨタの工場長です。


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当時受けた言葉の暴力(笑)いや名言は数々ありますが、懐かしいので解説付きでちょこっとご紹介します。


「やれるやれんなんか聞いとらん、やれって言っとるんだ!」

それが可能か不可能かを話し合ってないで、可能になるように行動しろ


「ごちゃごちゃ言っとらんで、なんか変わったのか!?」

議論ばかりしてないで、レイアウトなりモノの置き方なり、人の動きなり実際に変えてみたのか?(失敗してもいいからまず行動しろ)


「なんとかせえ」

自ら現場を見て、改善点を見出し、そして改善してこい。現場を見れば指示なんていらないだろ。


「わかったんだったらすぐにやれ」

頭で理解しても実際に行動しなかったら理解したことにはならない。実際に行動して、成果を出せたとき、初めて理解したことになる。 


事務所でエクセルを使っていた時、「お前がパソコンやってたって1円も儲からん。そんなことやってる時間があったら、現場行って一個でも改善してこい!」と叱られたこともあります。



もはやパワハラの域!?と感じる方もいらっしゃるかもしれません(笑)でも言うことは厳しいけど、とっても優しいんですよ。そしてなにより部下の成長を願って、教えるのではなくちゃんと体験させる時間をとってくれます。これなかなか出来る人少ないですね。そして一言一言が本質を突いているわけですね。