最近色々な会社からITについての話を聞きます。でもどれも納得いきません。


facebookもウーバーも、もともとは一個人の「あったらいいな」から始まって、そこから一つ一つ改善していったもの。最初からこの形があったわけでもなく、最初からこんなに革命を起こしたものではないはずです。


しかし、そういったものを例に数多の「お客様」という名の暗闇の中からニーズは何かと必死になって探し、今ある技術を駆使すればそれに答えられるようなシステムが出来るのではないかと躍起になる。


そして度が過ぎれば「道徳観念」さえ無視して、「これがお客様のニーズだ」と主張し始めます。



『あなたがお客様ならこれがあると本当に嬉しいの?』



ウーバーで注目すべきは決して「ライドシェア」なんていう簡単なことではないはずなんです。「シェア」なんていうのはただの手段に過ぎません。


本質はどんな時でも「お客様のあったらいいな」という至極単純なもの。