いよいよ当社も6月から選考が始まり、わたしも昨日から最終面接を行っています。
さて、学生の皆さんの中にはもう内定を貰えた人も多いと思いますが、今日は面接でのアドバイスをしたいと思います。
どこの会社でも志望動機は聞かれると思いますが、その時の受け答え方です。ただあくまでこれはテクニックではなくて、ちゃんと考えて欲しいからお伝えすることです。
わかりやすいように、極端な志望理由でお話しします。
「わたしが御社を志望したのは、休日が取りやすい会社だからです」
と言ったとします。
ここだけだと、お解りだとは思いますが
「わたしは休日をめいいっぱいとって、のほほーんと適当に仕事して、お給料もらいたいです」と受け取れます。
しかし、
「休日を取るため業務効率の改善、スケジュール管理など、様々な工夫されているのを目の当たりにし、わたしもこの会社なら成長出来るし、めいいっぱい働き、めいいっぱい休日を謳歌出来ると思ったからです」
かもしれませんよね。
面接官に想像で解釈させないようにしましょうね。
学生のみなさんは、長く話したらいけないと過剰になりすぎるところがあります。そのため、重要なところを省いてしまいがち。
「スタッフの接客に感動したから」
「企業理念に感銘を受けたから」
「研修制度が充実しているから」
すべて、これは「お客様として」だったらいいんです。
就活生は、このあとの「だから、なに？」「だから、自分としてどうするのか」を必ずお話ししてくださいね。
「感動したから、わたしも感動を与えられるようなスタッフになりたい」
これだけでも違います。
最後に、
「感動を与えられるようなスタッフになりたい」
の次に聞かれるのは
「そのために今の自分が出来ることは？」
とか
「そのために今の自分に欠けていることは？」
みたいなのを聞かれるでしょう。
ここまでしっかり考えておけるといいと思います。
こういう思考の整理は、決して内定もらうための面接対策ではなく、自分の将来の為になります。
みなさん、がんばってくださいね！
明日は「正解を言おうとしない」
明後日は「権利の主張の前に」
みたいなお話をしたいと思います。