久しぶりの就活についてです。

今日で4月も最終日。明日からは5月で、しかもGW。なんですが・・・。就活で忙しい学生もいっぱいいるのではないかと思います。

さて、選考が始まっている企業もあり、内定をもらえた人、もらえなかった人が出てき始めるころですね。

どうすれば内定もらえるんだろう?受かるエントリーシートの書き方ってなんだろう?受かる面接ってどうすればいいんだろう?と悩まれている方も多いのではないかと思います。

ただ、この感覚は、必死で模範解答を探している「学校の試験対策」をやっているようにしか私には見えないのです。


内定もらえた人も、もらえてない人にもお伝えしたいこと。

それは・・・。



「あなたは、その企業に本当に入りたいと思って選考に進みましたか?」



ということです。


本当に入りたいという気持ちは、言葉や行動に現れます。
本当に好きなら、エントリーシートも面接も自分の言葉で表現できます。


自分の言葉と感情をしっかり伝えるための手法を勉強するのは良いですが、世間一般的というか、どこの企業でも響くような模範解答は世の中にありません。
むしろどこにでも響くような言葉は全く響きません。
自分の言葉(体験)が重要です。
そしてそれは、その企業と向き合った時間に比例します。


恋愛に例えてみますね。
自分のことをたいして知らない、過ごした時間も限りなく短い、飲み会でちょっと話しただけ、こんな人に

「私はあなたが誰よりも好きです!」

と言われて信じますか?

「え??なんで?なんで??」と思いません?
それに加えて、自己アピールばっかりする人だったら、もう話したくなくなりますよね(笑)



でも、これ面接で普通に起きていることなんですよ。
とにかく自己アピール!
面接官に「なぜ当社を選んだのですか?」と聞かれれば「御社の企業理念に感銘を受けました!」と答えるだけ。
そして「第一志望です!」の一点張り。



これをもう一回、そのまま恋愛事情に変換してみましょう。

「俺は学校の成績も優秀、部活では部長を務め、ゼミではリーダーを任されるほどの人間。パソコンも使えて、プレゼン資料も作れるんだぜ。この数ヶ月、何人かに告白したけど、みんなOK。すげーもてるんだよ俺」

「わ、わかったけど、なんで私なの?全然話しなんかしてないじゃん」

「なんでって、かわいいから!」

「え!?顔!?それだけ!?」

「なんだよー。だって顔しかわかんないだろ、話してないんだから。でもとにかく付き合いたいんだよ!他の子とも付き合えるくらいもてる俺だけど、お前が一番なんだよ。付き合ってくれないなら他の子と付き合うけど、お前が一番!一番なんだー!」




もはや笑の世界じゃないですか?


就活生のみなさん、
実際の就職活動では自己アピールも必要です。
1社だけに絞るものわけにもいきませんね。

だからまったく恋愛と同じというわけにはいきませんが
「内定を何個もらえたかどうか」ではなく
「本当にこの会社で働きたいか」という本質は忘れないでください。



⭐︎私からみた企業と学生の就職活動におけるギャップについて
「ここが変だよ!就職活動」というものを過去に掲載しています。
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