明後日３月５日、稲毛海浜公園に「THE SURF OCEAN TERRACE」がオープンします。
いなげの浜というか、検見川浜というか、稲毛ヨットハーバーの隣（幕張側）、磯部高校や千葉市海浜病院の近くです。
オープン前にちょっと見てきました。
ところで、この辺の浜は、日本初の人工海浜というのはご存じでしたか？
これだけ大きな人工海浜はなかなか世界にもないんですよ。
埋め立てによってなくなってしまった白砂青松の風景を復活させようと始まり、昭和51年に完成しました。それが今の稲毛海岸一帯です。
埋め立てが行われる前は、当社の本社前の国道14号線あたりが海岸線でした。
明治時代には海水浴場として首都圏近郊から多くの海水浴客が訪れたり、保養所があったりと大変賑わった場所だったそうです。そして明治45年には、遠浅で固く引き締まった砂浜を利用した、日本初の民間飛行機場が開設されました。これはレッドブルエアレースの時のブログでもお伝えしました。
飛行機の聖地と呼ばれた稲毛海岸。今年も開催されますが、レッドブルエアレースを千葉市で行う意味がありますよね。
そしてレッドブルエアレース以上に意味がある（とわたしは勝手に思っています）のが、このTHE SURF OCEAN TERRACE。こういった施設ができることには、大変意味があります。
こんなところに結婚式場なんかつくってなにになるんだ！って市長も叩かれていましたが、別に結婚式場だけを作るって話ではないです。
千葉市の海岸がこれから変わっていく最初の1歩だと思います。いきなりなにもかも完成された素晴らしいものはできません。
これからの千葉市の海岸を新しい目線で見直していく絶好の機会です。忘れ去られてしまった歴史を振り返り、新しい海岸を作り上げる。まさに温故知新なのかもしれません。
隣のヨットハーバーをはじめてとして、まだまだ整備されていない場所はたくさんあります。でも、これからなんですよ。
とにかく千葉の海岸から見える富士山ってすっごく綺麗です。
特に夕方！そして元旦の朝！
海岸からは東京タワー、スカイツリー、お台場、羽田空港、横浜のランドマークタワーまでぜーんぶ見えます。遠いですけど（笑）そしてその向こうに見える富士山！新幹線から見える富士山とはまた違った素晴らしさがあります。
これが夕方になるとオレンジ色のキャンパスに黒のシルエットだけが綺麗に浮かび上がります。なんとも言えない光景です。
朝は朝日により風景が綺麗に照らし出され、夕方は夕日が富士山の向こう側へ沈んでいくことによりシルエットが浮かび上がります。
こんなに素晴らしい風景が今まで活用されていなかったんです！
なんだか、回し者みたいですが、是非みなさん行ってみてください！
きっと新しい未来の風景が思い描けると思います。
3/5 14時オープン
THE SURF OCEAN TERRACE