志望動機を書くときに、隣に会社案内のパンフレット置いてないですか?それをパラパラめくりながら、ネタになりそうなところを探してはいませんか?

会社案内に書かれてる文言を写したところで、私たちにはただの文字列にしか見えません。しかし、残念なことにほとんどの志望動機はそのように書かれています。

当社の場合ですと、よくある3大フレーズ
「最幸のサービスに感銘を受けました」
「チャレンジスピリットに感銘を受けました」
「地域貢献やイベントに力をいれていることに感銘を受けました」

本当によく見ます。

これが、会社案内ちゃんと見たよアピールでポイントアップか!?と言うとそうではありません。みーんな同じだし、やっつけ仕事に見えます。

会社案内に書かれているキーワードをいかに盛り込んで書くかということが志望動機の書き方と思っていませんか??
私たちが見たいのは、「なぜ感銘を受けたのか?」なんです。そして会社案内や説明会で感銘を受けたのではなく、実際のお店で自分の体験として、感銘を受けたかどうかが重要なんです。なぜだと思います?だってそれがあなた自身の言葉でないと書けないからです。

ところで、1社へのESにかける時間はどれくらいですか?第一志望なら1週間くらいで、その他だったら2、3日?
では、その1週間はどのように使ってますか?うまいこと書こうと文章構成をなんども書き直す時間と思っていませんか?
そう考えているといつまでたっても、自分の言葉では書けません。
文章構成に時間をかけるのではなく、企業研究に時間をかけてください。効率的に情報というものは集めることができません。イスに座ってパソコン開いて集められる情報は、たかが知れています。働いている現場が見れるなら見ましょう。
『時間を費やすのは、一次を通過できたら』と考えている方、それは買う気があるお客様しか接客しないのと同じことですよ。

ちなみに企業研究には、ESを自分の言葉で書ける以外にもメリットがあります。
それは、本当に自分が働きたい会社かどうかが、より明確にわかってくること。自分の目で見て自分の耳で聞いて、自分の経験としてインプットされるので、面接でも困りません。

文書構成は大事ですが、想いが強い文章であれば、読みにくくても読むんです。かけてくれた時間こそが相手の心を打つのです。


※ブログの更新はTwitterでお知らせしています。@KatsumataCTP