安定した企業を探すという就職活動はよくあることですね。悪いことではないですが、しっかりと考えをもって探してください。

まず、安定した企業は、その後も安心という考えは捨てましょう!
結論から言うと、安定した企業のその後をつくっていくのは、就職したみなさんです。もちろん安定している企業で働くというのは、仕事に集中するために不安要素が少ないということでもあるので、そういう観点で考えられている方は別です。

安定して楽に仕事して給料もらえるって考えている人ばかりだったら、そのうちその会社潰れますよね。

企業が安定しているということは、ちゃんと売上も出ているからに他なりません。この厳しい競争社会で「ちゃんと」売上だすにはちゃんと仕事しなきゃ無理ですよね?そのちゃんと仕事する人ってだれですか?他ならぬ就職した皆さんです。

中途採用のキャリアアップとして転職活動をしている人でない限り、はっきり言って企業を選ぶ権利なんかないんです。お客様ではないんですよ。学生の皆さんはお金を払って大学を選ぶから、大学にとってみたらお客様です。もちろん入試という狭き門がありますが、どこまでいってもお金を払っている以上お客様なんです。だから選ぶ権利があります。

休日が何日あるかを比較してませんか?
極端な話、休日が100日ある企業と200日ある企業で、同じ給料だったとします。同じ給料が支払われるということは、100日の休みでも200日の休みでも求められる仕事は同じということです。つまり、100日分の効率の良い仕事が求められるんですよ。100日分の効率の良さをあなたなら、どうやったら証明できますか?

スペック比較をして安定度合いを測るよりも、入社してからの自分をしっかりイメージしてください。会社の未来を一緒に作っていく人を選ぶ、それが採用ですからね。