おはようございます。
今朝は生憎の雨模様…。
月曜日の朝の雨は一番憂鬱ですよね…。
さて、確定申告特集!
本日は「基礎控除」について。
基礎控除…どなたでも受けられる控除金額。
長きにわたり、この基礎控除が38万円でしたが、
令和2年分から、変わることになりました。
まず段階に応じて変わったということ。
そして、この表からご覧頂く通り、
殆どの納税者は「48万円」に引き上げられるということです。
この2,400万円~2,500万円の範囲がえらく狭いような気がしますが…。
ここからは、合計所得金額が2,400万円以下、
つまり、基礎控除が48万円の方を前提として、
お話させて頂きます。
少し脱線しますが、
働いている方の多くが給与所得を得ている人ですが、
給与所得については、この基礎控除の引き上げの影響か、
控除(必要経費)額が減少傾向にあります。
所得については、原則
「収入金額」 - 「必要経費」 = 所得
ですが、
給与所得は必要経費の概念が無い為、
収入金額(給与金額)に一定割合の必要経費が与えられています。
従来なら、必要経費の最低ラインが
65万円
でしたが、この改正にあたり
55万円
に減少しています。
でも、基礎控除が増えているので、
併せて103万円(給与所得控除最低ライン65万+基礎控除38万)
という例の基準は、変わってないのであります。
これを考えると…
何となく、自営業、フリーランスの方が
得をしているような気がしませんか?
毎年同じくらいの所得を出しているフリーランスの方であれば、
基礎控除が更に10万円上乗せされるのですから、
これはお得ですよね。
代わって給与の場合ですと、
前述の通り必要経費の最低ラインが減っているので、
103万円までは変わらずですが、
それ以上ですと、何となく全体的に必要経費の減少傾向にあります。
これは、後日検証してみましょう。
素敵な一週間を…!
確定申告の強い味方!!
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