おはようございます
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子供が言葉を覚える一番の動機は、
その言葉を話す相手との関係性がとっても重要!
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今日は子供が言葉を覚えるために、大切なことをお伝えしたいと思います。
私の友人でアメリカに住む女性は、現地の家庭で日本語教師も兼ねてベビーシッターのお仕事をしています。
そのご家庭では、
子供が0歳児の時から9人のベビーシッターを雇い、朝9時から夜8時まで交代制で預けているようです。
その目的は、子供を10言語のマルチリンガルにさせるため!!
その子のご両親は我が子に英語で語りかけ、
日中子供と触れ合うベビーシッターはそれぞれの母国語(例えば中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、ロシア語など、、)で話して過ごす、
なんとも斬新なマルチリンガル子育て法を実践していらっしゃるんです!!
お蔭でそのご家庭の子供は、2歳になる頃には、きちんとそれぞれの言語を理解して、ベビーシッターに合わせて言語を使い分けて話すようになったんだとか!
私は友人に聞いてみました。
「いくら10言語にほぼ同時間バランス良く触れているとしても、得意・不得意の言語が出てくるんじゃないかな?」
友人からの回答は、
「どうやらロシア語が一番得意みたい」
と、意外な回答でびっくり!!
てっきり英語と同じくゲルマン語系の「ドイツ語が得意」とかの答えが返ってくると思いきや、
英語と全く違う言語ルーツを持つロシア語とは!!
では、なぜロシア語をその赤ちゃんは一番得意とするようになったのか、
それは
9人のベビーシッターの中で
ロシア人のベビーシッターと一番仲良しだから!
なのだそうです。
この説明でなぜその子がロシア語が一番得意になったのかやっと腑に落ちました。
子供はやっぱり、自分からコミュニケーションを取りたいという意欲さえあれば
何でも吸収するんだと、勝手に納得。
子供からしたら
その言葉の発音や舌の使い方がどうとか
文法がどうとか
関係ないんですよね(笑)
あくまで言葉はコミュニケーションツールであるということを子供はちゃんと知っていて
子供がコミュニケーションを取りたいと思う動機は
相手が好きであるか
相手に伝えたい、伝えなければいけない状況にあるか
この2点に尽きるのだと思います。
子育てを経験したことがある人はきっと思い当たる節があるはず
子供が初めて発した単語は
その子にとって、最も関心が高い人や物であったことを。
(ちなみに食に執着と言えるまでの関心がある我が家の息子は、ママ・ダダの次に食べ物系の単語を覚えるのが早い早い!そしてもっと欲しい時のおねだりワードMORE!も連呼してます。笑)
言葉を身につけていく術はどんな赤ちゃんでも知っている、
当たり前のことだけど、大人になるとついつい忘れてしまう。
子育てってそんなことが多い気がする。
子供に英語を話して欲しいと思っている親は
言葉を 「教える」「学んでもらう」 という概念で子供に接してしまいがちですが
日本で子供が自然に英語を身につけていくには、
英語を通して見える世界(人や物も含む)に関心が持てるか
その世界でコミュニケーションを取ってみたいと思えるかどうか
が大事になりそうですね♪
そんな子供が英語に触れていくための動機付け、環境づくりをお手伝いできたらと
最近考えるようになってきました。
後日改めて、自己紹介という形で 今考えている幼児向け英語教育について シェアさせて頂ければ幸いです。
いつもお読みくださり、ありがとうございます。