君と僕のようだ…






あんなに大きいと騒がれて
みんなの目印となっていたのに
いつの日からから
その当たり前は無くなっていた

真っ赤に染められ、堂々と建っていたように
見えていたのに今ではもう
2番目の存在
僕も君を知るまでは、まるでこのタワーのように
凛としていられたのに


別に僕は君を嫌いじゃないけど
君をどう見ていいかわからない
あの日、君は気づかせてくれたのかい?
世界は広いと…
そんなこと気づいていたよ
でも、狭い世界だとしても
1番はいいじゃないか



君との出会いは、僕を変えて
周りの人の目も変えた
あの日から僕は影の存在
あのタワーも目立つ色をしているのに
目を向けない人だっている
でも、また僕を求める人がいると信じて
存在する、今日も明日も