躁鬱病(双極性障害II型)と診断されてから、私は「自分は躁鬱病なんだ」と強く意識していました。
気分の波を制御しなければとの思いからでした。
しかしこの、「自分は病気なんだ」という呪文は、どんどん私の自信・自己肯定感・可能性を奪っていき、鬱状態が続くことになりました。
この呪縛から解放されたきっかけは、リワーク(復職支援プログラム)スタッフの、「自分を病気だと意識するの、試しにやめてみましょう!」との提案でした。



〈 病気の部分もあるけど、他に健康な部分もあるでしょう?病気の部分だけに注目してたら、自分がもったいないですよ。大体、完全な健康体の人間なんてこの世にいませんよ。〉と言われました。

試しにやめてみたら、効果抜群でした。



躁状態の時に「自分は病気だから気をつけよう」は大事ですが、
鬱状態の時に「自分は病気だ」に囚われていると、どんどん落ち込んでしまいます。

「自分は病気だ」ということは、必要な時は意識し、そうでない時は意識しないことで、私はガッカリ感を克服することができました。


かつての私は、自分で病気の影響を大きくしてしまっていたんだなと気付きました。
