最後にブログを書いたのが昨年の9月3日、実に1年2ヵ月ぶりの書き込みです。

 

あまりにもSNS関連に時間を費やしているので反省の結果アメブロの活用をしませんでした。

 

ただ、まじめに書きたいことをしっかり書く場って大切だと思うこの頃でして、再度、再開することにしました。

 

この1年色々なことがありましたが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

現在お仕事で大切にしているのは以下の4点です。

 

*USのようにクラウドファンディング軸にしたPR戦略を組み立てるお仕事に注力する!

 

*トレーラーハウスでの運用、US不動産運用事業などに注力!

 http://r-eg.jp/

 

*今ご縁の持たせていただいているお仕事、人々を大切にする

 

*まんが事業の拡大

 

 

下町ロケットを観ていて、やはり、日本には広報という概念が根付いていないと感じました。

上場企業でも、2割ほどが攻めの広報を行っていて、その他の多くは総務系の担当者が、上場規定に従って告知作業を行っているにすぎません。

下町ロケットで、ロケットの打ち上げに成功した時、その技術や人材をもっと告知する努力をしなかったのはもったいない話です。ましてや、あの時代ならメディアでのパブリシティも今以上に力があったに違いないです。

もちろん、あまり目立つのは納品会社の帝国などに顰蹙を買うおそれや、親会社から嫌われる可能性もあります。しかし、下町ロケットを観ていれば、1社に忠実を守ることで次回のコンペでは落とされています。

また、国内で、ロケットの技術は帝国しか出来ないので攻めの広報をする意味があるか?という疑問もあるかも知れません。しかし、その技術力、また、人材に感銘を受けた業界や企業から、もっと別の即金になる案件が来たかもしれません。その結果、ガウディにも、もっと安定して参加できた可能性もあります。ましてや、今の時代、海外に告知できれば、海外から、その技術、サービスを求める声もたくさん入ってくることでしょう。

攻めの広報戦略を行うことは必ず実となります。

http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
今後、当社では危機管理コミュニケーションを将来の不必要な出費、ダメージを最小限におさえるものとして強化していきます。

今回のエンブレム問題で一番驚いたのは、大手広告代理店を背景に、この顔ぶれであっても、このような想定しうるリスクに対応していなかったと言う点です。

:選考する過程、人の繋がりに対してクレームされるであろうと言う認識、および、それに対する準備

→問題視されて以降、多くの人々が気になったのは選考プロセスの不透明な部分、および、デキレースとさえ感じさせてしまうほどの人間関係。メディア、ネットでは指摘があっても、それに対して情報の受け手側が納得のいく対応が出来ていません。

:選考した段階で、今回のような火種を消す(もしくは、火種にならないようにする)努力

→さらに過去のデザインが、どんどん指摘されていく。佐野さん側では、まったく意識がなかったのかも知れませんが、想定されるリスク・危機を認識していれば、このような指摘、中傷が起こることは容易に想像できたはずです。本当に残念なのは、指摘をされる前に、デザイナー側からメッセージを出し対応をしていれば、ダメージは最小限に抑えれたはずです。

:起きてしまった際のコミュニケーションプロセス(ネット含む)に問題あり

→上記のような準備をしていなかったために、米国から帰国した後に行った記者会見は、危機管理の視点からしても、問題ありの内容でした。結果、情報を受け取った側が、その情報を信じるまでに至らなかったことは、あの会見が失敗であった一番の要点です。事実、会見以降、さらに多くの問題を指摘される結果になりました。やはり、危機対応の会見は、その場しのぎではどうにもならないことを証明してしまいました。また、ニューヨークにいるので即対応不可という情報も本当か?と疑われていたようですね。さらに私は「海外を飛びかう売れっ子デザイナー」のような印象が危機下にある彼に必要だったかと疑問を感じます。その点でも、起こっていることへの認識の甘さを感じます。

:「一方通行の情報」を「理解してもらえるメッセージ」に変える努力

→問題に対する記者会見以降、ずっと続けてしまっています。それは最終的に「これ以上、この状態に我慢できないから取り下げる」という最終結論までも同じでした。この一方的な情報発信が、最初は味方であったメディアを敵にまわし、情報を発信すればするほど、受けて側は懐疑の念を強めました。

高槻市の女子中学生殺人事件を知って思い出すのは、2年前の同じく夏に発生した三重花火大会女子殺人事件です。女子が夜間に1人で歩いていて被害にあった事件です。もちろん加害者の少年が100%悪いのは当然ですが、被害者側、もしくは周囲の大人の認識で未然に防ぐことができた未成年被害は多くあるのではないでしょうか?本来、自治体でも青少年保護育成条例によって、外出も含め未成年者のルールが定められていますが、個人の認知度、認識度は低い状況です。https://goo.gl/lxytnw

日本は早急に個人の危機管理の意識を変革する必要があると思います。モラルの低下、社会の国際化(犯罪に国際化なんて言いたくないですが---)によって、危険が増している中、人々の危機意識は昭和のまま止まっています。夜間に女子が外を1人で歩いてることが異常であると強く感じる必要があります。高槻市での夜中に子供だけで俳諧していたと言うのは論外ですが、日常でも、女子の夜間の外出などにも、もっと周囲の大人(親)が危機意識を持つべきです。子供が夜中にたむろっているのを見たら、周囲の大人は、即、警察に補導を求めるべきです。

さらに、社会も変革が必要です。少年法は改正する必要を感じます。社会の変革に法が合っていないのであれば、変更する必要性を強く感じます。三重の女子中学生殺人の場合、18歳だった加害者は事件全貌が曖昧のまま、少年法に守られています。この18歳は成人と同じ法律で強姦、殺人、窃盗などの複数の罪を背負う必要があったと感じています。このような状況も過去の慣例でしか進むことのできない今の日本の危機意識を表しています。

感動しました。素直に泣ける映画だと思います。若い人だけではなく昔若かった人たちもにもおすすめです。五島列島の風景も本当に美しかったです。それにしてもガッキーは背が高いのですね。