今日は早朝から溜まっていた(溜められていた(-.-))
ペットボトルを整理しておりましたw
で、少し前に見学する機会があったリサイクルの工場
を思い出したのでちょっと、ゴミとリサイクルのお話を・・。
見学させて頂いたのは、愛知県岩倉市の
アイホクグループのリサイクルプラント様。
こちらでは、私たちが普段出している
プラスチック、金属、ガラス類、紙類の再資源化
発泡スチロールやペットボトル等の資源化
缶、瓶類等の洗浄分類リサイクルするための加工
など、行ってみえます。
回収された資源の中から人の手と機械で取り除いて
リサイクルできる形に加工していきます。
ここで使われる、洗浄水や希釈水は
雨水を活用しているそうです。

今のリサイクルの形、資源回収の形が一般的に
なってきたのは平成になってから世界的に環境問題
の一環としてゴミ問題が大きくクローズアップされて
からですがそれまでのゴミ問題こちらも中々、
歴史があるようで・・・。

アイホクグループの創業は昭和27年頃、
終戦後の失業者対策事業の一環として
初代社長の川村彦左衛門さんが
岩倉清掃組合を設立してゴミ収集業を
始めたのが最初でした。

日当240円で2人組で手引車でゴミを収集し
リンゴ箱一箱当たり10円でした。
処理は下市場の旧五条川河川敷地。

昭和30年頃に手引車が自動三輪車に変わり
3人組でトラックの荷台へゴミを乗せての収集へ。
下市場の処理場はいっぱいで農家の協力で
農地に穴をあけてゴミを覆上したり町長の土地を
借り埋め立てる事もあったそうです。

その後も最終処理地は限界がある事、高速道路の建設
団地からのゴミの増加等、処理地の問題
又収集車に寄って来る害虫の問題が続きます。

昭和50年代に処理能力50トン/日の
ゴミ焼却場(小牧岩倉衛生組合)が完成。
その後、岩倉市も民間業者(現在の株式会社アイホク)
への委託から市直営に移り変わり、
ごみ収集料金は無料化、量は制限なしに変わり
ごみの収集量及び車両、人員も約2倍に増大しました。

そして平成時代、環境問題、ゴミ問題クローズアップされ
岩倉市もてごみの分別収集、指定ごみ袋の義務化、
生ごみの自家処理のPR、容器包装物、ビン・缶類、
紙類及び家電のリサイクル化、粗大ごみの有料化など
ごみ問題に力を入れ、著しいゴミ減量に成功しています。

と失業者対策事業の一環として始めたゴミ収集
処理地や公害、周辺地域の人々との関係等色々な
問題をその都度対処し今に至っているんですねぇ。

ただ、現在の処分場の処理能力の限界とか
一部の人達によって不法投棄の増加等
ごみ問題は終わりがない現状だそうです。

問題が解決できなくなってしまう前に・・・
分別するだけで、ゴミが減らせて
使った物がほかの形に変えて再利用されるのですから
私たちに簡単に出来る身近な事
ゴミ出し、分別からちょっと意識して
リサイクルに参加できればいいですよね。

さて、この記事でご紹介した
「アイホクグループ」さんのHPでは
資源を加工する流れが見られる動画や
ゴミ分別のクイズ、他にも
とても身近で知らなかった浄化槽などの
話など、へぇ~と思う内容が沢山あります。
お時間がある時に覗いてみてくださいね。