続いては 横田神楽団さん 伊吹山
です
伊吹山も人気のある演目ですね
さすが横田神楽団さん、
今回も やはり安定の素晴らしい舞でした
それでは、 あらすじに沿ってご紹介します
日本武尊(たまとたけるのみこと)は 東国平定の途中
相模国の走水において 海難に遭います
その時、最愛の妻 弟橘姫(おとたちばなひめ)は
海神の怒りを鎮めるために 自らの命を犠牲にし、
命の危機を救いました
その後、日本武尊は 無事 東国を平定し、伊勢国に帰り
愛しき妻 弟橘姫の御霊を祀り 思いを寄せる毎日を送っていました
しかし、都より帝の使い 韋駄天権内(いだてんのごんない)が
伊吹山の鬼人を征伐せよ との勅命を持って駆けつけました
勅命を受けた日本武尊は
権内とともに舞楽行脚の者に姿を変えて
伊吹山へ向かいました
そして伊吹山についた一行は
自らは舞楽行脚の者だと名乗り 鬼人へと近づきます
鬼人らは日本武尊の舞楽を肴に 酒を飲み始めました
日本武尊は酒宴の最中 剣舞を披露し
隙を見て斬りかかり戦いとなります
しかし 大鬼人の妖術にかかり
日本武尊は危機に陥ります
その時 弟の小串命(おぐしのみこと)が
弟橘姫の神霊より賜った御幣をもって駆け付け、
日本武尊の危機を救います
再び大鬼人へと立ち向かい、
見事 大鬼人を征伐するのでした
両手に扇子や 刀を持ち、 舞楽として舞う 舞い方と
立合いの場面の舞は 違いがあって見ていて目を惹かれます
隙を見て斬りかかる瞬間は 楽も舞もパッと変わるので
キターっと 思わず興奮してしまいました