続いては 曙神楽団さん 戻り橋（後編）です
この演目は
戻り橋 
戻り橋後編（羅生門） 大江山 と続く三部作の一つ
戻り橋後編
は
羅生門（らしょうもん）
とも呼ばれていますね
酒呑童子（しゅてんどうじ）と 茨木童子（いばらぎどうじ）が
左の腕（ひだりのかいな）を取り戻しに来るストーリーです
曙神楽団さん の戻り橋後編は その左の腕を取り戻したあと
再び左腕に付ける場面が見どころです
戻り橋 で 渡辺綱（わたなべのつな）は
茨木童子の左の腕（ひだりのかいな）を切り取り 持ち帰りました
茨木童子を哀れと思った酒呑童子は 左の腕を取り戻すため
老婆に化けて 渡辺綱の屋敷を訪ね
綱の乳母 白妙（しらたえ）に一晩泊めて欲しいと頼みます
しかし親切に泊めてあげた白妙に 襲い掛かる酒呑童子
白妙も立ち向かいますが 命を失ってしまいます
酒呑童子は白妙の姿に身を変え、綱の屋敷に乗り込みます
そこへ 戻ってくる渡辺綱
白妙の姿をした酒呑童子は
渡辺綱をだまして 茨木童子の左の腕を取り戻します
この時の面の早変わりは 本当に素晴らしかったです
木箱を両手に持ち、高く掲げて再び下すと
大きな面に変わっていました
どうやって面をつけたんだろう
と
その技に大きな拍手が起こりました
そのあと、酒呑童子は
茨木童子を呼び寄せ 左の腕をつけます
何度も何度も腕に激しくぶつけ、
茨木童子も 両足を高く上げながら激しく舞っていました
本当に見どころの多い舞でした
。。。続く
