続いては 筏津神楽団さん 塵倫(じんりん)
です
実は この塵倫の面が一番好きなんですー
という方も 多いのではないでしょうか
迫力がありながら なんだか憎めない
可愛らしさまで感じてしまう面ですよね
さて、塵倫は背中に翼を持つ鬼が 日本を襲うという演目
この衣装は 神楽団さんによって それぞれ特徴がありますね
筏津神楽団さんの塵倫も
背中に大きな金色の羽根を持っています
そして なんと言っても 筏津神楽団さんの塵倫は
天空を飛んでいる時の舞が見もの
本当に空を飛んでいるようなんです
まるで車輪が付いているかのように
滑らかに舞台上を移動します
どうやって足を運んでいるんだろう
と 毎回 ジーっと見入ってしまうんです
あらすじ
この国に悪災を与える塵倫という鬼は
背中に翼を持ち、天空を自由自在に駆け巡ることができました
しかも、神通力を駆使し、戦術にも長けたこの鬼は
数万騎の軍勢を従え 庶民を大いに苦しめました
そこで時の帝、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)は
不思議な霊力を発揮するという弓矢を武器に
この恐るべき敵に戦いを挑みます
天空を飛び回る塵倫に苦戦しますが、
最後は見事撃退するという物語です