続いて、廿日市市の
河津原神楽団(かわづはらかぐらだん)さん が
八幡(はちまん)
を披露されました
河津原の神楽舞は 明治10年頃から舞われ
130年あまりの伝承の歴史を持つそうです
元来は十二神祇(じゅうにじんぎ)と呼ばれる神祇舞(じんぎまい)で
河津原八幡神社への奉納神楽であり
弊(へい) 幡(はた) 扇などによる祓い清め を基調に置き
舞いの美を見せるものだったそうです
近年では十二神祇を
伝統と歴史ある舞として 保存伝承すると共に、
高田系八調子
や
石見八調子
を取り入れながら
お客様はもちろん
舞手も楽しめるような舞を 追及しているそうです
八幡は
武勇の神 八幡宮の最新である
八幡麻呂(応神天皇)を讃える演目です
九州宇佐八幡宮に祀られている 八幡麻呂という神様は
異国から飛来した第六天の悪魔王が
人々を襲い災いをもらたりしていると聞き、
神通の弓 方便の矢をもって退治します
ゆったりと 神々しく舞う八幡麻呂に対し
頭を振り乱しながら 激しく舞う 第六天の悪魔王
その舞の対比がとても 面白いです
最後は面をとって 弓矢で成敗
本当に弓矢を放つ技に
会場から大きな拍手が起こりました
この日は残念ながら ここまでしか観覧できませんでしたが
このあとも その他の神楽団さんが
素晴らしい演目を披露されました
秋は神楽のシーズンですから
まだまだ たくさん神楽を見られるチャンスがありますね
みなさんもぜひ 各地で
素晴らしい神楽を お楽しみください