真央 | 暖かい光に抱かれながら 幸せ 探しの旅。

暖かい光に抱かれながら 幸せ 探しの旅。

楽しく心穏やかに過ごしていくこと。
もっと強く、優しく、しなやかに。

45才からのrestart。
自分が決めたときが始まり。

仕事のこと。
恋のこと。
猫とのこと。
時たまお料理。

昨日は絶望し、仕事も何もやりたくなかった。

そんな私に誰も話しかけようとはしなかった。

そりゃそうだろうねえ。。

なんて声かけていいかもわからないもの。


自分でもどうしていいかわからなかった。

でも最後まで見届けることは心に決めていた。


ひるおび?か何かでずーっと真央や他の選手たちの事を報道しているが見る気にもなれなかった。

バンクーバーまでは私はお花畑だったので、そんなテレビも食い入るようにみていたと思う。

金メダルを期待して。


ただ男子シングルが金メダルと取ったことで真央の金メダルはないとは感じていた。

信じたい自分ともうすでに配分が決まってるんだろうなあっていう憶測。


それでもショートで真央が完璧に決めていたならばもっと期待したのかもしれない。

でもあの結果である。


朝の練習風景ではジャンプもほぼ決まらなかった。

逃げ出すのではないか?棄権するのではないか?などと不吉なことばかり考えていた。


だけど浅田真央は違った。

第2グループって。。。。他の選手たちを見ると悪いけど浅田真央が出てくるような時間帯ではなかった。

それでも6分間練習で待機する真央。キラキラとお粉をはたき、いつものように戦闘態勢に見えた。

どんなところでも浅田真央なんだって思った。

あのブルーの衣裳。真央が一つづつビーズを外し作り直したというあの衣装を身にまとい。

3アクセルも決まる。えっ?まだやんの?と思ってしまった私。

真央はあきらめてなかった。ごめん。難易度を落として一つでも順位を上げるのかと思った。

真央を買いかぶりすぎてた。

そうよね。

浅田真央だものね。


こんなんじゃなかったと思いながらの演技開始。開始直前に日本語で誰かが応援の言葉を叫んだ。


私は指が折れるほどに握りこぶしを作り演技のひとつひとつを見逃すまい、これがラストダンスなのだといい聞かせ、深夜なので声を押し殺すように『がんばれーーー。いけーーー。よし。よし!』と応援した。。。


冒頭のトリプルアクセル!やったーーーーー!!、3回転フリップ-3回転ループ、おっ決めたぞ!

そして3回転ルッツ。 おーーーーやるんでないかい?もうここで涙腺決壊。。。


ちょうど音楽が切り替わるとき、いつものピタッという振付のあとの笑顔の表情はいつもより短く感じたけど。。。



そのあとのダブルアクセル-3回転トゥループ、3回転サルコウ、3回転フリップ-2回転ループ-2回転ループそして最後の3回転ループ。


どのジャンプも迷いもなく、流れが止まるようなものもなかったように私には見えた。


ただスピンがちょっと危ないかも?って思ったけど。

全てのジャンプを跳び終えたときに立ち上がってしまった。やったーーー!!8トリプル!!!


ラフマニノフのこの音楽が表現しているという彼の人生そのものに真央のこれまでのスケート人生がシンクロしていく。なんともドラマチック。。。


怒涛のステップはもう涙でほとんど見えなかった。



最後の天を仰ぐポーズで終えるとそのまま顔をくしゃくしゃにして泣く真央。。。


なんという人だろう。よくぞここまで立て直した。

フィギュアスケートを見てここまで感動したことは最近ではない。

次から次にあふれ出る涙と震えるからだ。


感動して自分の身体をコントロールできない事は生まれて初めての経験だった。


なんじゃこりゃーーーーーー

想像を絶するあのショートの演技の後で、たった一日で良くぞここまで立て直してきた。

なんとなく真央はオリンピックの金メダルを取れない伝説のスケーターになるのではないかとこの4年間思っていた。


そしてそのようになった。

真央は自分自身に打ち勝ち、真央にしかできないこの6種8トリプルと言う偉業をやってのけたのだ。

昨日のあのショートの後に。

日本のみならず、世界のスケーターや真央ファンを失望から歓喜に変えた一瞬であった。

私はその瞬間に立ち会えたことを本当にうれしく思う。


23歳の今でもまだ真央はトリプルアクセルを跳べるのだ。。。

3-3も跳べるのだ。それも3回転フリップ-3回転ループだぜ?


すごいとしか言いようがない。



142.71


自己ベスト更新。


すごい!と思ったがやはり真央は抑えられたことは後から気づくことになるのだが。


恩返し。真央はそういう。


でもねえ。ここまで人を感動させるあなたはやはりもはや神だ。


トリノに出場できず。それからの真央のスケート人生はさまざまなものと闘い、けっして屈することはなかった。いつも笑顔を絶やさず、不平の言葉を一切封印した。


こうまでストイックにスケートに打ち込み、最高難度の演技をすることだけを目標に、公平ではないジャッジングを受けながらも、もっともっと、次こそはと努力を重ねる。


真央は最後まで浅田真央だった。

ゆえに人から愛されリスペクトされる。

そして真央は伝説になった。


オリンピックはスポーツの祭典。

自身の限界に挑む大会。


真央はそこに到達した。


私は真央のファンで良かった。誇りに思う。



今日家に帰って何回リピートし、何回号泣するのだろうか?

やばいなあ。。。