昨年末34年間働いた会社を退いた母。
久しぶりに電話をした。以前より疲れた様子ではなく、鷹揚ささえ感じ安心した。なんというのか、母っていう存在は偉大で私の中では親なんだが親というより母で、女性ではなく母で、唯一の存在であって。親父に対しては親なんだが男で、上司ではなく男で特に唯一感は薄い。失礼な話だがどちらかを選べと神に突きつけられれば間違いなく前者を選ぶだろう。親父もそう願っているはずだし。
母にはなんでも話せる。【なんでも】の範囲がかなり重要で、次は母と同等の【なんでも】を話せる相手と一緒になりたいのだと思う。ちなみに私はバツイチだ。
世間で【なんでも】を言っていたらどうなるんだろう。友達や先輩に、恋人に【なんでも】は通用するのか...私は無意識に相手を選んで言っていいこと悪いことを自己判断して発言する。当然っちゃ当然なんだが実はそれは【なんでも】ではない。
母というのは唯一その【なんでも】が通用する相手なんだと思う。
親父はその母を守り、子もその母を守る。
私は守るべき人を作り、その子もその人を守る。
守り守られ、助け助けられ、支え支えられ、
それが拡大したのが学校、会社団体であって世界である。
母を大切に、家族を大切にという哲学の深さと【なんでも】話したいという甘えを感じた1日であった。