長い間、私は怒りを抱えていました。

 

親のことを思い出すと

どうしても許せない気持ちが出てきました。

 

でも、セラピーをを受けたときに

思いがけない気づきがありました。

 

その怒りの奥にいたのは、

小さな私でした。

 

ずっと我慢して、

本当の気持ちを言えなかった

小さな私です。

 

 

色白で、4歳か5歳くらい。

でもその子は、
泣いているわけでもなく、
笑っているわけでもなく、

 

表情のない
人形のような子でした。

 

その姿を見たとき、
悲しさと

怖さ

むなしさ

哀れみ…

 

ああ、この子は
ずっと感情を出さないで

一人だったんだ。

そう思った瞬間、

涙が止まりませんでした。

 

セラピストの声にならい

その子に、私は声をかけました。

 

ここにいたんだね…

 

気づかなくてごめんね…

 

もう大丈夫だよ…

 

あの頃は自分で自分を守るしかなく

心をかたかく閉ざしていたかもしれない

 

でも、もう

一人ではありません。

 

これからは

私がそばにいます。

 

そして、初めて小さな自分に

こう言いました。

 

「一人でよく耐えてきたね」

「守ってくれて、ありがとう…」

 

自分自身のこころが

溶けだしていくのをかんじました。