【巨人】中日に連勝も拭えぬ違和感 —— 阿部采配の「軸」はどこにある?
石塚抜擢の裏に潜む矛盾
前橋での主催試合、結果は5-1。
新人・竹丸和幸が10奪三振の快投で3勝目を挙げ、ダルベックには6号が飛び出す。
スコアだけ見れば「若手と助っ人の融合」に見えますが、そのスタメン表からは阿部監督の「深刻な軸ブレ」が透けて見えます。
なぜ「今」なのか?石塚裕惺の3番起用への疑問
本日、一軍昇格即「3番・ショート」でスタメン出場した石塚選手。
三塁打を放ち結果を残したのは彼の才能ですが、ここで阿部監督に問いたい。
「それならなぜ、開幕からサードで使わなかったのか?」
「一軍は育成の場所ではない」「勝つためにやる」と豪語し、桑田氏が手掛けた若手を冷遇してきた一方で、負けが込むと突然ルーキーをクリーンアップに据える。
この場当たり的な起用は、危惧していた「一貫性の欠如」そのものです。
開幕から固定して育てていれば、今のチームの「線」はもっと太くなっていたはずです。
打順の機能不全:平山功太の扱いへの不満
昨日のヒーローであり、高いモチベーションで挑んでいるはずの平山功太選手が「7番」。
一方で、昇格したての小濱選手が「6番」。
右打者が並ぶ中、勢いのある平山選手を上位、あるいはせめて6番に配し、よりチャンスで回る形を作るべきでした。
選手の「熱」を汲み取れない打順構成が、12安打を放ちながら5点止まりという、どこか「爆発しきれない」空気感を生んでいます。
「勝つため」か「贔屓」か?透けて見える偏愛
「実力至上主義」を掲げながら、松本剛選手や大城卓三選手など、自身の息がかかった選手には極めて甘い起用が続く現状。
特に大城選手を、「代打の切り札」や「DH的運用」ではなく、正捕手候補として固執する姿。
そして松本選手を重用する姿勢、「自分の型」への固執。
これらは、理想とする「岸田のリードと機動力の核」という効率的な野球を阻害している要因に他なりません。
竹丸和幸、10奪三振の輝きだけが救い
唯一の光は、あなたが先発4本柱の次に期待を寄せる竹丸投手の成長です。
5回1失点10奪三振。阿部監督の「どうしても6回まで」という呪縛に負けず、自らの腕で3勝目を掴み取った姿は、采配の混乱に惑わされるチームの中での唯一の「風格」でした。
【総括】「一試合ごとの試行錯誤」はもういらない
今の巨人に必要なのは、監督の気まぐれな抜擢ではなく、「正常なローテーション」と「固定された機動力の核」
石塚選手を使うなら心中する覚悟で使い続ける。
平山選手が打てば打順を上げる。
そんな当たり前の「信頼」が今の采配には欠けています。
勝利の美酒に酔う前に、阿部監督はこの「軸ブレ」がもたらす選手たちの不信感に気づくべきです。
今日の石塚選手の活躍で、阿部監督はまた「自分の勘が当たった」と自信を深めるかもしれません。
しかし、それは選手のポテンシャルが采配を上回っただけに過ぎません。
さて、ショートに石塚選手が入ったことで、門脇選手の立場が危うくなっています。
このまま石塚選手を「ショート」で固定すべきだと思いますか?










