先生はピアニストであり、有名な指導者でもありました。

先生との出会いは、NHK教育テレビの『ピアノのおけいこ』でした。

まだわたしが10代の頃です。

他の先生にははいユニークな指導方法で、叙情的にというか

情緒的にご指導されていました。

その魅力に引き込まれました。

そのおかげで、ドビュッシーやバルトークの魅力を知りました。

しかし、知らない間にご逝去されていたとは。

さっき調べたら、2003年に末期がんで亡くなられたそうです。

ご冥福をお祈りいたします。


話は少し角度を変えて、その先生の影響もあってか?

成人して30代の時に、合唱でイタリアの国際コンクールに

出場しました。

その時勉強したのも、ドビュッシーやバルトークでした。

10代の頃に育まれた感性が、後に役に立つとは

思いも寄りませんでした。

人との出会いは不思議です。

縁が切れたかと思うと、どこかでつながっていたり。

自分の感性を大事にして、日々大切に生きて行こうと

思えました。


井上直幸先生は、死を覚悟してから『象さんの子守唄』という

CDを発売されたそうです。

初孫さんのために弾いたという、やさしい曲がそろっています。

できることなら、手に入れたいと思います。