仕事終わった……ふぅ。
と言うか、最後にブログ書いたのって令和の元号発表された時だよね(汗
放置にも程がある…(笑
一応、桜や雛(=奥さん)からも聞いてはいたんだけど。
明日うちの台所を使って、桜が料理教室?をするんだって。
幼馴染みの翔が、今年入ってから彼女の凪と同棲を始めたんだけど。
凪が、あまり料理が得意じゃなかったらしい。
誤解を生みそうだから先に言うけど、翔はちょっと焦げたとかちょっと塩入れ過ぎたとか、全然文句を言うタイプじゃないし、料理苦手なら俺やるよって率先して家事をする方。
翔自体職業パティシエだし、簡単なと言うのか、大体の料理は出来る。
が、凪が頑なに、自分が料理をする。と譲らない。
で、凪が一体どんな料理を出すかと言うと、味噌汁はお湯を注ぐだけのインスタント。
サラダは業務スーパーのお得なポテサラをストックしてそのまま出す。
メインは既に味の付いた肉や魚を焼くだけ。
なんだそうだ。
(ご飯は炊飯器で炊いてるらしい)
今上げた例はまだ良いらしくて、カレーやシチューを作ったら、箱の裏に作り方書いてるはずなのに、野菜は全然火が通ってなくて、シチューやカレーもさらさらで、何か違うらしい。
翔自身、作って貰ってる手前、毎食必ず完食して、お礼も言って洗い物を引き受けているらしい。
が、凪と同棲してから、腹痛や体調不良になっていて、凪の作る物で美味しく食べられるのは、おにぎりだけらしい。
凪が何でここまで料理が苦手なのかは、完全に家庭環境が理由だった。
凪の両親は共に弁護士。
親が家に居る事はほとんど無かったらしく、小学生まではスーパーとかのお弁当を温めて食べていた。
中学に入る時位から、近所の人が児相に通報したか何かで、家事代行サービスを頼む様になって、それからは家事代行の人が作り置きしてくれた物を食べる様に。
が、凪自身高校入って家を出ていて、既に家を出ていた兄と一緒に住んでいて、翔は、凪の家庭環境が悪いのは知っていたんだが、そこまで悪いとは知らなかった。
実際、バレンタイン等のチョコレートは上手に作っていたらしく、ここまで料理が出来ないとは思わなかった…との事。
じゃあ、翔が作ると言ったら、自分は短時間のパートしかしていないから、家事は自分がやる。と聞かない。
凪自身、家事代行サービスが来るまで、インスタントや惣菜で育った為、料理?何ソレ?的な感じらしい。
じゃあレンジを使った、所謂お手軽料理でも良いよと言うと、凪の中では、レンジ=料理を温めるモノ。のイメージが強いらしく、レンジで調理は出来ないよ!って真顔で言われたそうで…
そんな事があって、とうとう翔が桜に泣きついた。
で、桜と雛、紗希帆(桜や翔と同じ幼馴染み)で、凪に料理の基礎等を教える。
という流れになった。
雛も、ちょっと前に桜から味噌汁の作り方教わってたし。
(まぁこれは俺が悪いんだけど)
兎に角、そんな訳で桜は、本屋で簡単なレシピ本とか買い漁ったんだって。
何だか大変そうだ…(苦笑
俺は明日も仕事だから、その場には居ないんだけど。
取り敢えず、桜、紗希帆、雛。
ファイト!!
さて、風呂入ろうかな…