こんにちは。リユルンと申します。

 前回書かせていただいた
「エターナルライトGXって言う」ホウオウGXのデッキの記事が Twitter上で
 想像以上にご好評だったので(味をしめて)第2弾を執筆します

 隙間時間に読めるもの、と考えこのブログを開いてくれた方には申し訳ないですが、
 前回と違って、読み応えのある内容になったので長文になってしまいました。



 目次
 1:主役カードの紹介と、
その活用におけるモヤモヤ


 2:デッキ選択経緯(個人的なことなので
飛ばして大丈夫です)


 3:ネバギバデッキの戦い方


 4:それぞれのパターン、ポケモンの利点・欠点


 5:当時の私のデッキと周辺カードの紹介


 6:終わりの挨拶(のようなもの)





 1:主役カードの紹介と、
その活用におけるモヤモヤ


 さて、今回の主役は[ナイトユニゾン]収録の
ライチュウです


 「ナイトユニゾン」の発売が近づいていた時は カードショップにある チラシみたいな
張り紙で
 『トラッシュにある雷エネルギーを全てつけられる 逆転のポケモンも登場!
 みたいな煽りがありましたが、

 蓋を開けてみれば、活用がすごく難しいのです。


 ・サイドが3枚以上多い状況から果たして
逆転勝ちできるのか

 ・ネバーギブアップ(以下ネバギバ)を
使った返しの相手の番でさらにサイドを取られるんじゃないか

 これらの問題が浮き彫りになります



 2:デッキ選択経緯(飛ばして大丈夫です)

 では、私が何故こんな使い難いテキストに
目をつけ、デッキは組もうと思ったのか。

 それはアイカツスターズ!の「ネバギバ☆」という曲に影響を受けたからに他なりません

 (因みにこの曲の主役の二階堂ゆずという
キャラクターが来ているコーデは
トロピカルビーチコーデと言うのだとか…)

 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/28907/regu/BW
 個人的な趣味のお話にお付き合いいただき、ありがとうございました。



 3:ネバギバデッキの戦い方

 さて、このネバギバデッキの戦い方には
パターンがあり、どのパターンをどれだけ採用するのかによってレシピが左右されます。


 ですがその前に、ネバギバでHANDを決めるデッキも存在します。
Twitterで見つけた時感心しました…!

 なるべくトラッシュに多くエネルギーを
落としてネバギバ→次の番にゼルネアス◇を
出してせいめいのみち、

 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/35270/regu/XY


 最後にゼルネアスにレインボーエネルギーをつけてアセロラで回収してHANDを決める、
というデッキでした
 (今のスタンダードではレインボーエネルギーもアセロラも無いですけどね)



 で、本題の 幾つかあるパターンですが

  ちまちまとした 絶妙に倒さないダメージを与えていき、ネバギバ後に倒しにいく


  しょうしゅうしんごうのレアコイルや
マルマイン(GXも含む)を使って
なるべく好きなタイミングでネバギバを撃てるようにする

 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/37016/regu/XY



 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/38531/regu/XY


 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/34877/regu/XY


  ネバギバ後にアーゴヨンGXのスティンガーGXを使ってサイド差を埋める
(筆者自身はこのアーゴヨンGX持ってないから試したこと無いですが)




 これらのパターンの中から選んだり組み合わせたりするのがベーシックでしょう

 そして、ネバギバ後のエネルギーを
つけるエース級ポケモンですが、
基本的な候補として
 ゼラオラ(ナイトユニゾン)や
アローラライチュウ(ジージーエンド)が
挙げられます。

https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/36164/regu/XY



 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/36550/regu/XY


 ゼラオラは単純に高火力を出し、
アローラライチュウはベンチ狙撃ができ、
グズマ・ボスの指令が必要ない強みがありますね。

 あとは ピカチュウ&ゼクロムGXに一気に6つつけてタッグボルトGX、なんてのもできますね



 4:それぞれのパターン、ポケモンの利点・欠点

 もちろんこれらには利点・欠点があります。

 ①のちまちまパターンは、
ネバギバ後のダメージ調整が少なくてすむのが利点ですが、

 普通に相手にサイドを取られていくので、
 相手の攻めに合わせたタイミングでしか
ネバギバを有効活用できません


 ②の自爆パターンは、
相手が盤面を整える前に ネバギバの準備が揃う可能性があったり、

 それぞれの特性の恩恵を受けられたり

ネバギバを撃ちやすいタイミングを謀れることが利点です。


 逆に欠点としては相手に対して
予めのダメージを稼げない点や、
 早く相手にサイドを取られるだけで自爆前提のプランが崩れたりします。


 ③の スティンガーGXパターンは、
相手のポケモンを倒す数が他よりグッと少なくなる(若干①の利点と似ている)
のが利点ですが、

 ネバギバ後にさらにダメージの無い技を
撃つことになる、
 しかもGXポケモンなので倒されるとサイド
2枚のリスクがあります




 ①、②、③のどれかのパターンだけを採用するも良し、
①または②のパターンにアーゴヨンGXを入れて試すもよし、

 ①のパターンでちまちまダメージを稼ぎつつ、②の要素を入れタイミングを見計らうのも、それもまたネバーギブアップデッキです。



 5:当時の筆者のデッキと周辺カードの紹介

 こちらは、私が実際に組んだ時の最終デッキレシピとなります


 このデッキのパターンは上記の①の
プランニングのみの採用となります
(アーゴヨンGXもレアコイルもマルマインも
持ってなかったし)


 ちまちまダメージ枠として、私はこちらの サンダースを採用しました
 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/36140/regu/XY


 (Aレギュレーションですが)イーブイが
エナジーしんかということもあり、
 サンダーマウンテン◇を引けたら
後攻1ターン目に90ダメージを稼げるし、
でんじウォールも相手にとっては嫌らしいでしょう

 また、逃げエネ0なのも有難いです。


 エネルギートラッシュというデメリットは
ありますが、
 それが上手いこと トラッシュに
雷エネルギーを貯めることに繋がるのです。


 ネバギバは1エネでいいので、サンダースにエネルギーを張り続けられます。


 また、似たようなポケモンとして
マッギョ(迅雷スパーク)も考えました

 https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/35192/regu/XY


 進化しなくでいいので、デッキの枚数は節約できますが、
 サンダースと違い、ワザの打点が50という点と逃げエネ3という面があります。



 また、ネバギバを撃つタイミングで
場に残しておいたピカチュウをこちらの
ライチュウに進化させ

 エボルショックで 相手をマヒにして
なるべくサイドを取られない立ち回りをしていました。
(こちらもAマークなので今のスタンダードレギュレーションでは使えませんが)



 この記事を書くにつれて このデッキレシピを久しぶりに見たのですが、疑問を感じました。

 [目立ったアタッカーがゼラオラくらいしか
居ない]

 恐らくこのブログを見ているほとんどの人も思うことでしょう。


 ですが戦い方を思い返してみると

 サンダースで90ダメージを与え続け、
でんじウォールでもダメカンを乗せていく
   ↓
 サイド差が3枚ついたタイミングで
エボルショックを使い、相手のバトルポケモンをマヒにさせつつネバギバを撃つ
   ↓
 [マチスの作戦]を絡めつつ、予めダメカンを
のせておいたTAG TEAMポケモンをライチュウで倒し、
 残りのサイド3枚はゼラオラと もう一匹の
ライチュウを駆使して取る、


 というプレイングをしていたのを思い出しました

 まず相手はこんなデッキが初見であろうということもあって、案外そのプランで勝てそう
なんですよね



 6:終わりの挨拶(のようなもの)

 最後まで目を通していただき、
 ありがとうございました。
「面白いこと考えるなぁ―!」等と感じていただいたなら嬉しいです。

 それでは皆さま、良きポケカライフを



 PS:ポケモンカードチャンネルの
ポケモンカードキャラバン企画でこの
ライチュウが映った時、嬉しさもありましたが、
 「このライチュウでデッキを組んだのは
あたしぐらい!」
 というアイデンティティが崩れて、
若干モヤモヤもしてました(笑)