グルーヴとはなんぞや?

おそらく、クラシックしかやらない人には、この概念は無い。

グルーヴは楽譜に表わすことはできないし、グルーヴの定義を言語化せよと言われたら、非常に難しい。

しかし、その反対なら一言で片付けられる。

『キレも無いのにコクも無い!』
即ち、残尿感…

グルーヴは、バンドには必要不可欠!
グルーヴ無きライブは、魂の無いゾンビ!
聴かされるのは拷問です。
なんてことは言いません、校長ですから。

グルーヴってのはなぁ!
音符の長さなんだよっ!

ほぇ〜…
我がバンドのベーシストが徐ろにベースを弾きだす。

ドードーソーソー
と弾くか、
ドッドーソッソー
と弾くかでは違うデショっ!
(熱く語るベーシスト)

確かに〜〜…

音とリズムが正確であっても、
ドードーソーソー
ではベタベタな長さでは、グルーヴ感ゼロ!

『キミ達の演奏は、キレもなけりゃコクも無い!』

私は某団体の音楽アドバイザーをしていたのだが、自分もへなちょこのクセに、こんな偉そうなことを語っていた、反省。

音楽が好きという根っこはみんなと一緒だから、なんとか彼らにグルーヴ感を言語化したかったのだが…。

グルーヴ感。
音程とかリズムが正しくても、こいつが無けりゃ魂が無いも一緒。

音もリズムも合っているに、なんだかガツンとこない。
それは、グルーヴがないからだ。

発表会ではなく、ライブ!というならば、グルーヴは生命だ。

でも、グルーヴってなんなんだよぅ!

ある人はスポットと言い、演奏がスポットにハマるとグルーヴを生むという。

ローリングストーンズなどは演奏は決して上手くはないが、スポットにハマっているからあのようなグルーヴが生まれるという。

やはり、カッコいいと思うバンドにはグルーヴがある。
いや、バンドでなくても、一人で弾き語りでもグルーヴィ〜な人もいる。

グルーヴは目には見えない。

だから、
常にリズムを感じて、感じて、感じて…
意識して、意識して、意識して…

あるとき、グルーヴは自然発生してくる。
まずは感じることが大切。

バンドをやっている人は《楽しい》だけでなく、グルーヴの追求もしてほしい。

バンドでのグルーヴは、ドラムとベースが生んでいる。

グルーヴ感溢れる演奏をしたければ、いいドラマーと、いいベーシストと一緒にやるのが早道だ。

Let's Groove!とアースも歌っているしな。

2/21リユカプロジェクトは、最強のリズム隊でお迎えする。
グルーヴ感必要無い音楽かもしれないけどね…

リユカプロジェクトライブ
得三2/21
開場18:30/開演19:30
前売\2800/\3000

共演 YoFukaShi



参考音源
リユカプロジェクトスーパーカルテット




■グルーヴのお勉強
フィッシュマンズ聴いとこ↓
よ〜く聴くと1拍目が抜けてたり、3拍目にアタックが来るのはレゲエの真骨頂。
音楽理論の当たり前を見事に打ち破る独特のグルーヴ!