お立ち寄り、ありがとうございます!

かあこと申しますニコニコ


1LDKに家族4人で暮らしていましたが、2021年川沿いに、建坪10坪の小さな中古のおうちを買いました。


夫の給与が減ったのをきっかけに、暮らしを見直していこうと思います。


ミニマリストにも、節約名人にも、ポイ活の達人にもなれませんが、

マイペースに日々の暮らしをよくしていきたいです。


そんな、山好きアラフィフ主婦かあこの日記です。



今日は久しぶりに

1日家にいてのんびりと

過ごしました…ニコニコ





さて、

能登で地震にあった時の

避難所の話を

少しさせてください。



海辺から高台へ一次避難をして、

その後、家には戻らず

小学校へ避難することにしました。






私は小学校の体育館で

避難するものだと

思っていましたが…



なぜか車の中で

ずっと過ごしていました。



エンジンをかけて

暖房も掛けているので

暖かくてよいのですが



6人で普通の乗用車に

乗っているので

ちょっと窮屈でした。



義父も義母も

地元で習い事の先生を

しているので

知り合いがとても多いのです。



なので、

避難所にいると

知り合いに声をかけられて

落ち着かないのでしょう。



それでも、一応

水をもらったり

トイレを借りたりするので

体育館で受付をしました。



体育館はまさに災害のニュースで

見るような感じで

敷物だけ敷いてありました。



スリッパがないからか

みんな、土足のまま入りました。



私は体育館で避難するものだと

思っていたので

早く場所を取ったほうがいいのでは?



と思っていましたが…



都市部の避難所と違って

混み合うことは

あまりありませんでした。



トイレも並びますが

そんな長蛇の列ではありません。



きれいなトイレでしたが

途中で断水してしまいました。



流れないトイレの便器に

トイレットペーパーが

入っていました。




ありゃアセアセ

このままだと詰まっちゃう…



最悪なのは

便器にペーパーがあると

そこに続けて捨てられてしまうことです。



とりあえず

ペーパーをバケツの水で流して

大きなゴミ箱をトイレの個室の前まで

持ってきておきました。



山小屋方式で

拭いたペーパーは

ゴミ箱に捨てるように

したかったのです。



(山小屋では使ったトイレットペーパーを

便器に捨てず、ゴミ箱に捨てる所が

多いのです)



避難所といっても

大体は手探りで始まります。



もちろんマニュアルも

あるとは思いますが

ほとんどは未経験の地元の住人が

運営するのですから



みんなで知恵を出し合って

協力しあって

いくものなんだろうな



と思いました。




トイレに流す水は

隣接するプールから

各自汲んできました。





非常用に溜めてあったという

プールの水が役立っていました。



各教室も避難所として

開放してくれて

そちらで休む方がほとんどでした。



私は車ではなくて

教室で寝たかったのですが



夫は他人がいると

気を使うし

寒いし床も固いし

車で寝たいと言っていました。



どちらがいいのか…

どちらもどちら、という気もします。




娘とトイレに行くため

車を出ると

きれいな星空でした。



娘が

「東京にいつ帰れるかなぁ…」と

不安げに呟きました。



この時点で

新幹線がどうなるかも

分かりませんでした。



私は娘の肩をだいて

「大丈夫!帰れるよ」

と言いました。



娘も息子も大きくなったので

不安はあるでしょうが

泣いたりはしませんでした。



避難所の校舎内に入ると

廊下を若いお母さんが

小さい子を抱いて歩いていました。



その一歳くらいの子は

火がついたように泣いていました。



お母さんは他の人の迷惑になるまいと

抱っこして

廊下に出ていたのでしょう。



あぁ…

10年くらい前なら

うちもそうだった…



何もしてあげられなくて

胸が痛くなりました。



そのお母さんは

誰とも目を合わせないように

うつむいていました。




私たちが身を寄せた避難所は

人も多くなく

混乱は少なかったですが



都市部の避難所だったら

もっと人が多く

混乱するのでしょう…



自分がいつか

避難所で過ごさなくてはならなかったら

どうすればいいのだろう?



自分が住んでいる地域の避難所なら

運営する側にまではなれなくても

何か仕事を請け負って

動かなくては…と思いました。



今回は自分の住んでいる地域での

被災ではなく

結局、お客さんでしたが…



自分たちも被災しながら

避難者の車の誘導や

避難所の運営を

してくれた方たちに

深い敬意を覚えました。






避難所運営カードゲーム

なんてのもあるので

何か機会があったら

参加してみたいです。



本当に災害は時と場所を

選びません。



自分は防災について

興味を持っている方だとは思うのですが

もう少し、突き詰めてみたいと

思うようになりました。




↑登山と防災は結構、共通点があります。

うんうん!とうなずきながら読みましたニコニコ



本日もお読みくださり

ありがとうございました飛び出すハート