いきなり極論をいってしまいますが

人間の最大の原動力や動機は不安です。

なんとか不安を解消するために動き、悩み、考えていくわけです。

そして不安の対極にあるのがです。

愛とは何か?というと僕はロマンティックな事はいえません。

まったくロマンティックではないですが

愛とは不安と一元的なものとしか言えないですね。

不安を解消する為にもっとも働く力が愛です。

これも現実的かもしれませんが人生において常に働くのが

不安と愛です。毎日の行動、選択が不安か愛かです。

この選択で毎日過ごしているといっても過言ではないかもしれません。

不安を完全に消すことはできません。何故ならそれは原動力だからですね。

ですが不安を少なくしたり、一時的に忘れる事ができたり

不安を違う意味として捉えることはできるかもしれませんね。

様々なテクニックやメソッドは結局これであり

不安をどう向き合うかによるわけです。

不安と愛は一緒です。一元的です。どちらかに傾くかです。

人間が何度も何度も同じ体験を繰り返すのもここにあるような感じです。

人が愛し、次に破壊し、そしてまた愛する。

一方の感情(不安)から他方の感情(愛)のシーソーで揺れ動くからですね。

愛は不安を支え、その不安は愛を支え、その愛がまた不安を支える。

例えば

貴方がもし誰かに最高の愛を誓った瞬間に最大の不安にぶつかりますよね。

「愛している」と伝えた瞬間、相手が同じ事を言ってくれるかと不安になる。

そして今度は相手の同じ言葉を聞いた瞬間、次の不安がうまれる。

それは、その愛を失ってしまうのではないかという不安。

あらゆる行動は「失う不安」の自衛的行動かもしれません。