明日から9月。
気がついたら今年もあと4ヶ月なんですね!
年末に大掃除ができないので、
秋になると毎年家ごとに忙しくなります。
先ずは、カーテンが洗いたいところです。
先日、脳梗塞により半身が不自由になられたお客様がいらっしゃいました。
「ここなら大丈夫だと思って。」と来店していただきました。
昔からのお客様ですので、当店の構造をわかってみえたのだと思います。
そこで、今日は当店のバリア事情について書きたいと思います。
当店の構造は、下肢が不自由な方に配慮した造りになっています。
(全ての方に対応できている訳ではありません)
ご存知の方も多くいらっしゃいますが、
16年前に母が脳梗塞となり、
右半身が不自由になりました。
リハビリにより、杖での歩行が出来る様になりました。
その後、大腿骨の骨折により、移動は常に車椅子となりました。
店舗を建て替えたのは、
杖での歩行ができ、たまに車椅子を利用するような時でしたので、
その状態を参考にしました。
先ずは駐車場。
駐車スペースに屋根をつけることは出来なかったので、できるだけ近いところに屋根があるようにしました。
駐車場の高さから店内の高さには、段差を2段登ることになります。
本来バリアフリーといえば、スロープですよね。
スロープの方が車椅子の方には断然便利だと思います。
ですが、不自由だが歩行できる方にとってスロープは足が上がらないため、大変つまずきやすく、少しバランスを崩した場合でも転倒や転がり落ちる可能性があります。
なので当店では、スロープではなく、平らな段差にしてあります。
この段差は、車椅子でも乗り越えることが可能な20センチ以下にしてあります。
本来ならば段差のところ、通路のところに”手すり”があったほうが良いと思われるのですが、手すりを設置することで狭くなり介助者と並んで歩くことができなくなったり、車椅子のターンができなくなったりしますので、手すりはあえて設置していません。
段差の昇降時には、必ず介助をお願いいたします。
また手すりが有れば自力で登れる方は、正面の階段をお使いください。
店内の理容椅子は足のステップが外せるため、不安定なステップに乗る必要がありません。
また、車椅子はすぐそばに付けることが可能ですので、理容イスへの移動も少しは楽になると思われます。
シャンプー台は仰向けでも対応しますが、長年理容室を利用していた方だと前屈みの方が受け入れやすく、また(母もそうですが)仰向けになることを怖がる方もいらっしゃいます。
ただ前屈みだと深く屈めない方もいらっしゃいますので、シャンプー台が移動し近づけることもできますので、ぜひシャンプーもセットでご依頼ください。
バリア”フリー”と呼べるほどではありませんが、長い介護で得た経験によりこのような店を作りました。
よろしければ、ご予約、ご来店お待ちしてます。
なお、当店は出張理容は承っておりませんのでご了承ください。
りようてん市川
岐阜県中津川市千旦林955-3
営業時間 9:00 〜 19:00
定休日 毎週月曜日
第1・2・4月火曜日 / 第3日月曜日
りようてん市川のホームページ