青いのが欲しい⁡
修了証ではなく資格証を欲したのは、⁡
私の表層意識ではなく、
別な部分からの声だった。⁡
資格証なんて
ただの紙切れ一枚ではないか、⁡
それを持っていなくても現在私は、⁡
シュタイナー教育に沿った保育を、⁡
やっている、やろうとしている。⁡
それを手にしても
今と何も変わることはない。⁡

給料すら
変わることはないだろうし、、、。⁡
そんな私の意思とは裏腹に、⁡
資格書を取る方向へ
現実は動いていく。⁡
保育の実践を見てもらい、
さぁ資格証がもらえる、⁡

というところまでこぎつけたが、⁡
なんと「渡せない」と言われた。⁡
その時私は、
私自身の魂の質を突きつけられた。⁡
それが駄目だということではない。⁡
私自身がそれを求めていたのだと、⁡
私はすぐに理解できた。⁡
『だったらどうしたい?』⁡
資格証はいらないと思っていた私、⁡
「渡せない」と言われた、、、
何かが、⁡
深いところから動き始めた。⁡
感情の、
あらゆる感情が一気に溢れ出し、⁡
私はつかの間の間、
放心状態で過ごした。⁡
『だったらどうしたい?』⁡
突きつける問いに、⁡
私は答えて行こうとし始め、⁡
浮かび上がる毎瞬の感情は、
その羅針盤だ、と、⁡
明確に意識し始める。⁡


そして資格証は授与された。⁡
再視察の時、
前回とは違う状態で臨めたが、⁡
まだ完全ではなかった。⁡
だからなのかもしれない。⁡
青いホルダーに入った資格証を
手にした時に、⁡
何かが切り替わった音が、⁡
感触がした。⁡

資格証には
教育の本質が記されていて、⁡
文末に⁡
『子どもたちにとって⁡
愛に満ちた環境となるよう⁡
共に歩みを進めていきましょう』⁡
と記されていた。⁡


正しいや間違いではなく、⁡
『愛に満ちた環境』、、、⁡
教育の
本来目指している方向がこっちだと、⁡
強く私を求めていると感じる。。。⁡
私はただそこへ向かって⁡
導かれているだけのようだ⁡



私は⁡
ようやく⁡
私の周囲に満たされた世界の愛を感じ


受け入れていく覚悟を持った。⁡


帰宅してから
資格証を改めて見ていると、⁡
あるメロディーが浮かんだ。⁡
その曲を聴きたくなり、検索すると、⁡
エルヴィスプレスリーの⁡
Can ' t help falling in love だった。⁡
しかし私はエルビスではなく、⁡
女性の声で聞きたかった。⁡
いくつか探し
気に入った声にたどり着き、⁡
再生すると和訳が字幕でついていた。⁡
『私はあなたを愛さずにはいられない⁡
川の流れが やがて海へと注ぐように⁡
愛しい人よ⁡
きっとそうなの⁡
運命はなるべきようになる⁡
止めることはできない』⁡
ここが光って見えた。⁡
『青いのが欲しい』と叫んだ、⁡
私のソースからのメッセージだと
すぐに分かった。⁡
『運命のように決めてきている⁡
あとは流れに乗るだけ自然にられる』と。⁡