久々に読書。
コーヒーが冷めないうちに/川口俊和
舞台の脚本を元に書かれた作品のようで、確かに舞台でありそうなシチュエーションかも?と、思いました。
タイムトラベルを通じて、本当の気持ち、相手と向き合う。
未来の結果は変わらないけれど、どういう気持ちで向き合うかで、その結果の受け止め方も進み方も変わるよなって。
あの時こうしていれば良かった、と思わないことはない。
後悔は沢山あります😂
絶対ベストじゃないってわかってても、意地やプライドや恐怖が顔を出して、何であの時…って。
ただ、タイムトラベルって、SF的な時間や時空の行き来の話というより、過去に蓋をしない、後悔を受け止める、過去のせいにしないことの比喩?みたいな。
表現としてそうなのかなーと思うし、そう思うと面白いのかなと。
過去を受け止めて、それも踏まえたうえで、今目の前のことと向き合う。
今、は過去と未来の間にある。
行き来する事は出来なくても、今は過去と未来と常に繋がってるんだよな。
シリーズ6作品でてるみたいなので、次も読んでみたいな。