【第75回全国理容競技大会出場選手 スペシャルインタビュー🎶】

 

令和5年9月19日(火)第75回全国理容競技大会が北海道立総合体育センターにて開催されました。
岩手県組合からは第1部門ジャパンカップオープン・メンズ(フェードスタイル)に千葉大亮選手(水沢支部/HAIR CREATE Calbari)、第2部門ジャパンカップオープン・レディス(クリエイティブスタイル)に佐々木太一選手(水沢支部/HAIR CREATE Calbari)、第3部門ラ・セゾン2023「Square」に小田綾乃選手(水沢支部/HAIR CREATE Calbari)と田中秀実選手(山田支部/カットインみなと)、マスタースタイリスト部門に菊地幸夫選手(江刺支部/‘EKOLU)の5名が出場し、第2部門ジャパンカップオープン・レディス(クリエイティブスタイル)に出場した佐々木太一選手が見事敢闘賞の栄誉に輝きました♪

 

今回の大会は終了しましたが、会場に出向けなかった県下組合員の皆さんにも競技を身近に感じて欲しいと思い、選手の皆さんに文章にてインタビューをさせていただきましたので是非ご覧いただきたいと思います。

選手の皆さんにはお疲れのところを快くお応えいただきまして心から感謝申し上げますと共に今後のご活躍を心から願っております。

 

選手の皆さんには以下の5つの項目をお答えいただきました。

なお、一番最後に敢闘賞に輝いた佐々木太一選手からのスペシャルメッセージがありますので、是非最後までご覧いただければ幸いです。

 ①なぜ大会に出ようと思いましたか?

 ②大会のトレーニングはいつから始められましたか?

 ③前日の夜はどのように過ごされましたか?

 ④競技を終えた感想をお聞かせください。

 ⑤今後の目標をお聞かせください。

 

第1部門出場 千葉大亮選手

 ①もともと専門学生の頃から大会に出ていて、技術が成長するのはもちろん、熱い気持ちになれるところに魅力を感じているからです。

 ②大会スタイルはいつも前年の大会が終わってからですが、今回トレーニングを始めたのは2〜3月頃からです。

 ③前日の夜は、セットの練習をしてから道具のチェックをして、なるべくいつも通りの時間に寝るようにしました。

 ④私は緊張に弱いタイプで、いつもはお腹を痛くするのですが、今回はそれもなく落ち着いて競技に臨むことができました。終わって他の選手の作品と比較して、まだまだ足りないと 改めて実感しましたが、自分なりの今のベストは尽くせたと思うので後悔はありません。 

 ⑤今後は、表彰台に上がることを目標にスタイルの研究と技術向上に努めたいと思います。

 

第2部門出場 佐々木太一選手

 ① これは言い出したらきりがないほどありますが、間違いなく言えることはうちの従業員達が日々目標に向かって努力を重ねているからです。私が大会に出ていた姿をうちの従業員達は誰も知りません。私が必死になって大会に望む姿を見せたいと思ったからです。会社のトップである自分があぐらをかいているようではダメだと思っています。

 ② 東北大会が終わり、全国大会のスタイルをまた新たに作ろうと思っていたのですが、全くスタイルが浮かんでこず、実際にスタイルが浮かんでからトレーニングを始めたのは1ヶ月前からです。かなり遅いと思います笑 

 ③ ホテルにチェックインし、一度トレーニングをしました。そのあとスタッフ達とご飯を食べ(飲みにいき)早めに就寝しました。

 ④正直、もっと上を狙えたと思います。練習の時の方が上手く作れてました。

 ⑤岩手から壇上(全国大会3位以内)に上がる選手を育成したいと思っています。地方だから勝てないとかできないとかは全くなく間違いなく勝てます。

 

第3部門出場 小田綾乃選手

 ①たくさんの選手の方々と、競い合い上位を目指すと同時に自分の技術の向上をしたかった。そして、たくさんの選手の方々の技術を見て学びたかった。

 ②全国大会の2ヶ月前から

 ③普段通りに過ごしつつ、寝る前にイメージトレーニングを行いました。

 ④もっと勉強をした方が良いのと、カラーや全体のスタイルを作るためのセンスも磨くべきだと思いました。メンタル面の強化もしていかなければいけないと思います。そして、もっと上位に入れるように工夫して練習していこうと思います。大会を通してたくさん刺激をもらえたし、何よりこの仕事が好きだなと感じました。

 ⑤来年の全国大会で上位に入りたい。さらに自分の技術とメンタルを強化し、自分のスタイルをしっかり確立していきたいです。 お客様から信頼される存在になれるようら大会を通して今後もさらに成長していきたいと思います。

 

第3部門出場 田中秀実選手

 ①ずっと大会への想いがあり、またもう一度挑戦したい。もっと自分の技術を磨きたい気持ちと、大会で勝ちたいという気持ちがありました。

 ②昨年の秋田の全国大会をみて、そこから第3部門の「square」を勉強しました。 コロナ禍もあり出場出来なかった事もありましたが、ずっと大会の作品などはお時間ある時は練習してました。

 ③ホテルの部屋で最後の練習をしました! あとはいつも通り家と同じように過ごしリラックスしました!

 ④競技終わって1年間やりきったという達成感が1番です。 そこから自分の作品をみて、言葉を失いました まだまだ力不足だなと。

 ⑤今回の大会で、沢山の課題がありました。正直、悔しい思いしかないです。 サロンワークと大会の両立は大変ですが、マイナスな事だけではなく、技術も向上出来るので凄くやりがいを感じてます。 悔しいだけでは終わらないように。来年の出場を目指して日々精進していこうと思います。 目標が達成出来る日が来るようにトレーニングします。

 

マスタースタイリスト部門出場 菊地幸夫選手

 ①何度か、出場しておりましたが自分自身、納得出来る作品が出来なかった為

  ②大会に出場表明してからすぐに、日常の営業、生活もタイム、動作を意識し、色んなカラーの配色を意識するようにして自分の全ての生活を高める様にした。

 ③ウィッグを眺めながら競技時間の作業手順を思い浮かべながら過ごした。

 ④競技時間内にとりあえず作品完成出来て良かったが、自身の作品評価は、78点、未だ未熟。更に良い作品が仕上げられる様にスキルアップしたい。

 ⑤自分自身の仕事、仕草、性格の向上を心がけながら機会があれば後輩への仕事の伝承も行いたいと考えている。(大会技術だけではなく全ての理容業において)

 

最後に、敢闘賞を受賞した佐々木太一選手から、競技やコンテスト、またこれから大会へ参加される方へのメッセージです。

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大会に出ているうちのスタッフはみんな口を揃えて大会は青春だといいます。 それはやらされて出る大会ではなく、一人一人が勝ちにこだわり、目標にこだわり取り組んでいるからだと思います。 日々過ごしていると、毎日同じことの繰り返しになりがちですが、大会というスパイスがあると確かに自分に負荷はかかりますが、確実に自己成長につながります。 そして大会が終わり、振り返ってみると充実していた日々や目標に向かい頑張っていた日々が楽しかった思い出に変わります。 私は大会によって成長させていただいたと思っているからですが、日々の営業では得ることのできない感性やスピード感を得ることができます。 間違いなく大会は自分を一回りも二回りも成長させてくれます。 一緒に青春を取り戻しましょう。

 

 

選手の皆さん、ご協力いただき本当にありがとうございました。