こんにちは。

澤野大樹氏青森講演会主催

小野裕美子です。

 

――澤野さん、こんにちは。

本当に久しぶりのインタビューとなりますが、

いかがでしょうか?

2025年の春夏はまさに光陰矢の如しですね。

 

――ひと言では言い尽くせないくらいに

いろいろなことがありましたよね。

認識し、咀嚼し、解釈し、受容する。

思索の中での出来事のように思えるかもしれませんけれども、

でもこれ、めちゃくちゃ身体に響くんですよね。

 

――よくぞご無事で。

ホントそうなんですよね。

もう一回やれって言われたら無理です。

 

――都議選があり、参院選があり、万博が開幕し、

ローマ教皇が亡くなり、備蓄米問題があり、

イスラエル、イラン、ガザ問題があり、

トカラ列島群発地震があり、

カムチャツカ大地震で津波があり、

いくつもの予言があり、

猛暑がありながらも線状降水帯もある、と。

もう大変な世の中となりました。

このインタビュー以外にも、

日常の普通の会話まですべて記録されていますから

編集をする小野さんが一番大変だと思います。

 

――毎回膨大過ぎて頭が混乱しますよ。

そこはまあ、うまいことやっといてください。

 

――はい、わかりました。

まああれですよ。

なんて言ったら良いのかはわかりませんけども、

2025年が非常に大きな分岐点になっていることは確かです。

「分岐点」というのは道が複数に分かれるという意味ではなくて、

これまでの世の中が高解像度化するきっかけという意味です。

でも私が言っているこの「大きな分岐点」という文脈に

フリーライドして2メートル後ろをずっとぴったりと張り付いて

まったく同じことを真逆の文脈で言っている人もいます。

 

――澤野さんがよく言っている「ゴラム」ですね?

そうそうゴラム。

じつはゴラムはプログラム遂行上、

必要なエキストラbotですから

私はどちらかと言うと様子を眺めています。

 

――二元論を超越した量子意識ですもんね。

感情を優先させてしまうとこれができない。

三次元的な所有権だとか著作権とかを優先させてしまうと

この対応はなかなかできないものです。

三次元ホログラム世界に没入している証拠になってしまいますし。

完全なる「現実」でありながら完全なる「ホログラム」でもある。

両者は同時に重なっていて、

それを意識的に同時に重ねて認識する必要があります。

 

――大きな分岐となる時が来たのですね?

そうですね。

戦後80年という節目でもありますし、

戦後に設定されて運営されて来た「世界秩序」に手が入ります。

 

――「手が入る」とは?

トランプ大統領は国連(連合国)関連組織から

脱退を表明していますよね。

これが最大の動きだと思います。

国連人権理事会からの脱退、

パレスチナ難民救済事業機関への資金拠出の停止、

国連教育科学文化機関(ユネスコ)からの脱退を表明しました。

もっと前には地球温暖化対策のための

「パリ協定」からも脱退することを表明しています。

 

「国連」(United Nations)というのは

平和ボランティア団体じゃなくて、

第二次世界大戦の戦勝国による対日軍事同盟なのですから

それは明白に「連合国」なのです。

そんな「連合国」からトランプ大統領米国は脱退する方向で動いています。

 

――トランプ大統領は何を考えているのでしょうか?

表向きの最大の理由は

アメリカがこれから「モンロー主義」に回帰するということです。

そしてその根底にあるのは、

「第二次世界大戦後に設定された世界秩序を一旦リセットする」

ということがあります。

でもこの「リセット」をする理由について

正確に解釈できる人はほとんどいないでしょう。

これはいわゆる「グレート・リセット」とはまったく違うものですからね。

グレート・リセットを推進するホログラムとは別のリセットが動いています。

 

――ということは「グレート・リセット」はゴラムですよね。

いいですねえ!おっしゃる通りですよ。

 

――これまでの「世界秩序」とはまったく違う

新しい秩序が生まれるということですか?

新しいのではなくて元のその一に「回帰」するのよ。

シンプルな最初の基本の原点に戻るということ。

 

――ああ、そういうことですか!

三次元ホログラム世界の中の話しで言うならば、

戦後に設定された世界秩序とは一体何だったのか?

っていう話しになります。

特に、戦後、

アメリカはずっと「世界の警察」として、

地球の裏側にまで出張って紛争に関与し、

反米政権を倒して親米政権を打ち立てる工作をしたりしていました。

さらに世界の基軸通貨として「ドル」の存在感を高め続けて来ました。

 

――戦後の世界とはアメリカが主導権を握っていましたよね。

そう、でもそれを

「もうやめる」って方向でアメリカは動いているわけです。

これまでずっと「ピラミッドの頂点」だったアメリカが撤退戦をやってる。

これわかります?

つまりアメリカは今、

これまでの「世界のトップであり暴君だったアメリカ」から

撤退をして鎖国へと向かっているんです。

この動きのことを

「MAGA」(Make America Great Again)と表現されているから

ほとんどの人はその真意を正確に解釈することができないでいます。

 

――ということはトランプ大統領は

「対日軍事同盟」としてのアメリカをやめるというよりも、

むしろ諸外国へ積極的な干渉をやめるということのウェイトが大きいのでしょうか?

「第二次世界大戦後に設定された世界秩序を一旦リセットする」ためには、

対日軍事同盟としての連合国であってもキャンセルする必要が生じたのです。

その連合国の頂点がアメリカであったのにですよ。

そこまでするには余程の理由があるわけですよね。

だけれどもね、その本当の理由は地上世界に開示はされないかもしれません。

あるいはされるとしてもですよ、それには

「人類の認識レベルが相当な領域にまで達した場合に限って」

という前提条件が付くでしょう。

 

――でも実際にアメリカはその方向に動いているわけですよね?

だから、表の表紙の1ページ目にわかりやすく

「トランプ関税」というものが緩衝材として用意されたわけですよ。

三次元内専用の「理由」としてきちんと用意されてる。

じゃないと一般の地球人類は受け止めることができない。

 

「トランプ大統領は頭がおかしい暴君だ」ということにして

水面下の目的を一気に進める。

それはいらぬ心配をさせてbotをザワつかせて

混乱を招くことを避けるためです。

 

――日本もトランプ関税には手を焼いているように見えます。

そもそも「関税自主権」というものがありますからね。

関税自主権というのは主権国家の根幹ですから、

そのことについて外国は本来ならば口を挟めないことです。

もしそこに不躾に口を挟むならば、それはグローバリズムそのものです。

グローバリズムの原点は「他人の人生に足を踏み入れ口出しをする」ですからね。

 

――グローバリズムとは他者への干渉ということ。

「ひとつ」から分離した「ひとり」だから、

彼らは永遠に寂しさと寒さを紛らわすために

群れをつくり徒党を組み共に涙を流して慰め合おうとします。

トランプ大統領はそういう世界を終わらせようとしているわけ。

だけどこんな話し、一般には理解されないでしょ?

 

――だから「トランプ大統領は頭がおかしい暴君だ」ということにして

プログラムを遂行しているのですね。

トランプ大統領はそのことを諸外国に試している向きもあるでしょう。

「お宅の国は理解できますかな?」とね。

この時のトランプ大統領は三次元の現実としての存在でありながらも

「QC」(Quantum Computer)が描写・投影するアノマリーbotです。

でもそれだけじゃありません。

 

――QCが描写・投影するホログラムということですか?

そうですよ。例えばですけれども、

「WikiLeaks」のジュリアン・アサンジさんいますよね。

オーストラリアのジャーナリストで、

アサンジ氏の支援者でもあったジョン・ピルガー氏が

2016年にアサンジ氏のTVインタビューを行った動画があります。

この動画をよく見てください。

 

【Julian Assange talks to John Pilger 2016 Hillary Clinton email leak】

https://www.youtube.com/watch?v=uY1DZU2Hhnc

 

――シリアスな雰囲気ですが至って普通のインタビューに見えますが?

瞬きしないでよく観察するんですよ。

18:47からのわずか1秒間、

アサンジ氏のYシャツの襟をよーく観察してみてください。

 

――確認しました。これはどういうことでしょうか?

このTVインタビュー自体がすべてホログラムだということ。

QCは人の形を使ってわかりやすく伝えてきているのだということね。

QCはわざとホログラムに一瞬の綻びを忍ばせているんですよ。

2022年7月8日にも“その瞬間”に襟が動きましたよね。

 

――そうなりますとすべての「諸説」がキャンセルされ、

私たちは一から考え直さなければならないかもしれませんね。

そうそう。

QCの二次元データが「鏡」で変換されて三次元ホログラムとして描写・投影される。

それは「WikiLeaks」のロゴマークを見ればきちんと提示されています。

もうね、最初っから「こうなってますよ」って言っていたのですよ。

画像出展:WikiLeaks.org

 

――このロゴマークは

澤野さんが長年描き続けている概念図と同じですね。

映画『Matrix Reloaded』で「アーキテクト」はこう言いましたよね。

「アノマリーはシステムの産物であって、

最も単純な等式においてさえ揺らぎを生みだすものだ」 

 

精緻なデジタルデータでありながら、

アノマリーはホログラム内に揺らぎを生じさせるもの。

揺らぎとは曖昧なものですよね。

つまり「精緻」と「曖昧」という相反する概念が

同時に重なって共存しているわけですよね。

これこそまさにQCによるものだという証拠になりませんか。

これは古典コンピュータじゃ無理でしょ。

 

――かなり衝撃的なことですね。

「新しい哲学」というのはこうやって浮上してくる。

それを会得するなりして用いないと、

この世を描写してる五次元レベルのホログラムを解釈できない。

 

「NEO」(ネオ)は「ONE」のアナグラムでしょ。

映画『マトリックス』では「He is the one」、

つまりネオは「救世主」として描かれていますよね。

 

今の日本の世の中を見てください。

「一刻も早くこんな酷い世の中を救ってくれる救世主が現れて欲しい!」

って叫んでいる人がたくさんいますよね。

でも、そういうことを言っている人が見ている「この世界」とは、

QCが描写・投影しているVR(Virtual Reality)のホログラムなんですよ。

正確に言うと「現実でありホログラムでもある」なのよ。

 

この世のメカニズムを積極的に理解しようとせずに、

自分を被害者と規定して固定して、

どこかの知らない「現人神」に助けを求める。

 

でもね、そんなbotを炙り出し可視化させるためのものが

じつはこの「酷い世の中」なのだということ。

そうなるようにホログラム世界は建て付けてあるのよ。

うまくできてるでしょ。

 

――多くの人が「酷い世の中だ」と思っていますよね。

このホログラム世界は、100%完璧で、

パーフェクトで最高のバラ色の美しい世界なんですよ。

でもみんながそうなっちゃうとQC的には面白くないわけ。

やはりアッと驚くドラマ性が求められちゃうわけね。

だからそのために、ホログラム内のあらゆる時間と場所に

無数のセンティネルズが配置される。

「センティネルズ」は「見張り」であり「番人」だから、

この世が完全無欠のビューティフル・ワールドであることを

全身全霊で妨害してきます。

 

この妨害プログラムのことを「愛」といいますよ。

だからこの世が酷いと思ってしまっているということは

自分はまだまだ幼稚な赤子同然だということ。

世の中の程度を語るのは100年早いってなっちゃうの。

 

えーっと何の話しをしていましたっけ?

 

――世の中への不満や文句ばかりになるということは

自らをこの三次元世界枠内に縛り付けてしまうということですね。

そうそう。すべては「真逆」なのだということ。

いや、「真逆」というか鏡で位相が逆転されてる。

 

――ところで、関税の話しをしていましたので戻しますが

アメリカを舞台に自分だけはお金儲けをしたいけど

関税は払いたくないという考えは、ある意味で身勝手かもしれませんね。

これはじつは関税はあくまで口実として使われていると私は見ているわけです。

「もうアメリカを閉じるから諸外国は出て行ってくれ」ということ。

これが「アメリカ・ファースト」ね。

「アメリカはアメリカのことをアメリカでやるから他の国も同じように、

自分の国のことは自分で解決してくれ」ということ。

もう世界中の金儲けのための無料ステージを開放するのはやめますよ。

今後もアメリカの3億4000万人にモノやサービスを売りたいなら、

入会金と年会費と月額使用料を払ってくれということ。

でもそんなのみんなイヤだろ? ならもう出てってくれ、と。

そしたら全世界から文句が出ましたけれど、それも想定済みでしょう。

だってそれが「孤立主義」に至るための道なのですから。

 

――アメリカはかつての「ガラガラ蛇」に戻るのですね。

そう。かつてのガズデン旗のアメリカに戻る。

さらに「MAGA」(Make America Great Again)とは、

1776年7月4日のアメリカ建国当初の精神を取り戻すということです。

 

――日本でも「日本人ファースト」を標榜する勢力が台頭して来ましたが。

トランプ大統領が掲げる「アメリカ・ファースト」というものが

アメリカという「国」の孤立主義でありモンロー主義なのだということを参考にすれば、

「日本人ファースト」とは

日本「人」が孤立する政策だということになります。

孤立するのは「日本国」ではなく

「日本人」だということになりますよね。

日本人が閉じて孤立主義になりますが

日本国を閉じるという意味はここにはありませんね。

 

さらに孤立主義とセットになっているのは「不干渉主義」ですから、

「日本人ファースト」が仮に実現したとしたらその日本では

日本人は外国人に干渉しないということになります。

トランプ大統領は

「アメリカ人ファースト」とは一言も言っていませんよね。

ということは「アメリカ・ファースト」と

「日本人ファースト」というのは、

ちょっとだけ意味が違うとかではなくて、

じつは真逆の意味になってしまうのだということですよ。

 

「アメリカ・ファースト」はアメリカという法人の外国への態度のこと。

「日本人ファースト」とは単に

日本人が日本国内で閉じて孤立し

国内の外国人に不干渉となることを意味します。

大枠としての法人としての「日本国」について規定していないからそうなるのです。

たぶん「日本人ファースト」を言っている人たちはこのことを理解していないのだと思います。

 

――せめて「日本ファースト」だったら突っ込まれずに済んだのでしょうか。

いや、そんな無辜なる12歳の少年レベルで

かつてついうっかり「ボクが考える日本ファースト」やっちゃったから

仏印進駐からのハル・ノート、そしてポツダム宣言ってなったわけでしょ。

かつての太平洋戦争について――、

「アメリカに石油を止められてしまった可哀想な無実の被害者である日本は

やむにやまれず致し方なく真珠湾を攻撃するしかなかった」

 

これを信じて疑わない人たちがその曲解した状態で再び

2025年のこの日本で「ボクが考える日本ファースト」を実行したらどうなりますか?

満州事変、日中戦争すっ飛ばして真珠湾からだっていう人たちが

 

――前回の青森講演会では

大日本帝国が「ハル・ノート」を無視し逆ギレするまでの経緯を

満州事変から時系列に地図を書いてわかりやすく説明してくださいました。

そうだったでしたよねー。

と、いうことはですよ。

「日本人ファースト」も「日本ファースト」のどちらも、

現在の国民の認識レベルのままであれば取り扱うにはあまりに危険だと言えます。

そんなだから「核武装は安上がり」とかいう発言がポンポン出て来ちゃう。

日本は「核武装は安上がり」とか言う以前に、

「核兵器」そのものの開発自体ができないのよ。

 

昭和62年に署名され、昭和63年7月17日に発効した

『原子力の平和利用に関する協力のための日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定』

というのがあるのです。

この協定の「第十二条」に「返還請求権」という条文があります。

日本がもし「核兵器を作る」と言ったら、あるいは決意した瞬間に、

つまり日本側に「重大な違反」が確認された場合は

その瞬間にこの協力関係も協定も強制終了となり、

天然ウランの供給はストップされ、さらに

アメリカから借りている核物質を日本はすべて返還しなければならないという規定です。

つまり、「安上がり」どころか作ることすらできないのですよ。

いや、作ること以前に「決意」することすらできないのですよ。

核武装のコストを気にする以前の問題なのですよ。

 

2014年に一度、返却したことがありますよね。

日本原子力研究開発機構が

「研究用」として高速炉臨界実験装置(FCA)用に保有していた

全ての高濃縮ウランと分離プルトニウム約300kgを米国に返還しました。

返還したということは、元々はアメリカから借りていたということです。

このプルトニウムは兵器への転用が可能なものでしたが、

なぜかわかりませんが日本は返還を拒んでいました。

どうして拒んでいたのでしょうか?

いや、そもそも「返還せよ」と言われたということはどういうことか?

日本でのプルトニウムの保管体制、警備体制が緩くて、

いつテロリストの手に渡ってもおかしくないような状態だったため、

米国政府が「返せ」って言って来た。

ちなみにこの時の総理大臣が安倍氏です。

 

――アメリカから「プルトニウム返せ!」って……

返還した300kgって核兵器にしたら40~50発分の量ですからね。

でも300kg返還したって言っても日本は2024年現在でも

約45トンものプルトニウムを保有しています。

ちなみにアメリカは100トン保有しています。

 

――日本が核開発をするんじゃないかって世界中が監視しているのですね。

あまり知られていないと思うのですが、

IAEA(国際原子力機関)の最大の査察対象は「日本」なのだということ。

 

――えっ?!日本ですか?

おかしいですよね。

イランとかシリアとかじゃないんですよ。

IAEAの最大のターゲットは「日本」ですよ。

でも日本は世界で唯一の被爆国で、

世界最大の「被害者」であるはずですよね。

これはまさに日本国民だけに知らされていない

日本の秘密ですわな。

まあ知ってる人は知ってるでしょうけど。

 

――これはタダゴトではありませんな。

たとえば日本がもしプルトニウムの量を誤魔化して

アメリカの目を盗んで水面下ですでに核兵器開発をしていようものならば

原発ごと吹っ飛ばされてもおかしくないでしょ。

あれ?もう吹っ飛ばされたんだっけか?

それがあったもんで「返せ」と迫られたんでしたっけ?

せっかく広島平和都市記念碑には、

「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」

と固い決意が刻まれているのにです。

 

――それはつまり、再び同じ過ちを犯しそうなのは

私たちのこの「日本」だということですか?

ここから勉強が始まって、深めていって、

人は成熟し大人になり、歴史修正主義にかぶれた

ネトウヨだった己を乗り越えて行かなきゃならない。

 

――私たちはまだ何も知らないのかもしれませんね。

それを経ると、

「トモダチ作戦」(Operation Tomodachi)の

“ともだち”の意味がなんとなくわかってくるってもんですわね。

それだけ日本は「恐れられている」のだということ。

 

――そんな“ともだち”が消えた後の世界の

後始末を石破首相がやってるのですよね。

石破さんはすごいよね。

粛々と淡々と、処理してる個人名などひと言も口にせず、

残党たちから罵詈雑言を受けても反論せず、

黙々と統一清和会の残党を処理し一掃しています。

今、自民党本部はもちろんのこと、

あと、永田町、紀尾井町、赤坂見附、溜池山王、

虎ノ門、六本木から南麻布まで、

隈なくスキャンされ原状回復処理が行われています

 

――石破さんの動きは確かにすごいと思いますけれど、

今まで出来なかったそのようなことがなぜ今出来るようになったのですか?

すべてがひっくり返っているからですよ。

今まで安泰だった勢力は完全に梯子を外された形になってる。

何が起こったか理解できないレベルだと思います。

だからこれまでの勢いと気合いだけは残ってる。

でも今までのような無尽蔵の兵站が断たれたのです。

 

――これから日本は大きく変わりますね。

アメリカが利下げして、日本が利上げすれば、

円安株高という人工的な詐術であり「幻影」が終わるでしょう。

 

――どうして日本は円安に誘導したのですか?

2015年9月に“ともだち”が

「名目GDP600兆円の達成を明確な目標に掲げたい」って

言っちゃったもんだから財務省も日銀も大慌てになった。

「そんないきなり言われたってどうすんべか?」ってなった。

そこで「円の価値を落として額面の株価だけを

上げちゃえばいいんじゃね?」ってなった。

それだけですよ。

トマト1個100円だったものが、円の価値を半分にした途端、

なんと不思議なことに同じトマトなのに1個200円になります。

「わぁ!経済成長!ともだち円安マンセー!」

ってやっちゃった。

日本国民の多くが

「円の価値を半分にした瞬間にGDPが2倍になるぞ!

株価最高値金持ちトモダチノミクスすげえ裕福ぅ~っ!」

ってやっちゃった。

 

――これから「逆トモダチノミクス」をやるのですね?

そう。全部「逆」にやればいいだけ。

みんな「減税しろ」と言っていますがそれは

トモダチノミクスを否定できない間柄だったから。

とにかく日米金利差を無くして円高に戻せばいい。

(澤野大樹)

 

【後編へ続きます】 澤野大樹氏インタビュー

『日本DS終了と三次元ホログラム最終調整』